昨日、私は福島県の郡山駅でレンタカーを借り、
会津若松市まで向かっておりました。
北海道で9年、営業マンとして
冬場も毎日100キロ以上、運転していたので、
雪道での運転には慣れています。
おそらく、昨日の天候であれば、
普通の方なら延期かリモートで対応したのでしょうが、
私、雪に抵抗無いので、朝一でレンタカーを借り、
会津若松に向かいました。
途中まで高速は動いていたので
高速に乗ったのですが、
借りたレンタカーのワイパーの状態が悪く、
キレイに掻いてくれません。
高速を走るとフロントガラスが凍って視界が悪くなる、
というアクシデントがありましたが、
そこは手慣れたもので無事対応し、
高速を降りるまでは順調に進んでいました。
ところがです。
高速を降りて一般道に入ってから、
とにかく渋滞が凄くて進まない。
GoogleMapを駆使し、
行けそうな裏道を選択するも、通行止めだったり、
はたまたトラックが左折や右折時に曲がり切れず、
乗り上げて道路をふさぐ、という事態に何度もあって
私、マジで焦っておりました。
で何とか会津若松市に入り、
国道から右折するところで
雪道に乗り上げて、前にも後ろにも動かなくなりました。
自分ではどうにもできず、
JAFか警察を呼ぼうかと思いましたが、
JAFさんも警察の方もいろんなところに駆り出され、
すぐには来て下さらないだろうと・・・。
私、20年前の旭川時代の記憶を思い出しました。
こういう時は、タイヤが効くようにタイヤ周辺の雪を掻く。
そして前後にちょっと動くようになったら、
ハンドルをまっすぐにして雪を固める。
そして前後の反動をつけて脱出する。
そんな感じで良かったはずだと思い、
雪道での作業にふさわしくないファッションで
タイヤの周辺の雪を手で描き出しました。
作業すること10分、
何とか脱出できた時は、もう本当に嬉しかったです。
北海道時代の経験が活きました。
そして通常1時間で行けるところを3時間半かけて、
何とかクライアント様のところに到着。
無事、お仕事をさせていただき、帰路につきました。
家内に夜、このことを伝え、
「北海道時代の経験が活きたわ~」
と伝えたところ、
「そもそも普通の人なら、そんな大雪の中、
車でお客様のところに向かおうと思わへんって」
と冷静にツッコまれました。
ホンマにその通り。
ただ、窮地に陥った時に冷静にどう対応すればいいのか、
ということを自分の頭で考える力は、
自分には備わっている、とちょっと安心しました。
この週末も大雪が日本海側を中心に続くようです。
大雪が降っているエリアのクライアント様のスタッフの皆様、
事故などなきよう、お気をつけてお過ごし下さいませ。