鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3404回】 本当の頭の良さとは?

2020年04月25日 | 住宅コンサルタントとして

学生と社会人に違い。

もっと言うと、受験勉強とビジネスの違い。

 

それは、正解があるかないかの差だと思います。

 

特に受験勉強は、志望校の試験の傾向を研究し、

そこに対しての対策を徹底するという、

記憶力だけを問うような頭の使い方をさせている感じがします。

 

まあ、今の受験がどうなっているのかは知りませんが、

私が受験をした30年前はそんな感じでしたし、

我が家の子どもたちの中学受験も同じ感じでした。

 

でも、正解の答えを探すことや、

過去の問題を解きまくることって、

本当にビジネスの世界で役に立つのか、個人的には疑問です。

 

インプットは重要ですが、ビジネスで大切なのはアウトプット。

 

いろんなタイプが存在するお客様のことを理解し、

お客様が満足する商品やサービスを提供することだったり、

お客様が気づいていない問題点を顕在化させ、

そこに対して解決策をご提案することだったりします。

 

ここで重要なのは、お客様は千差万別なので、

正解はお客様一人一人によって異なるということ。

 

だから、インプットが得意というだけでは、

ビジネスではさほど成功しないと思います。

 

更に経営となってくると、なおさらインプットだけでは難しく、

競合や景気、トレンドを予測して戦略を構築したり、

戦略が実行出来ているかのチェック体制をつくったり、

社員さんが育つ環境をつくったりと、

同時に多面的に物事を分析し、

アウトプットしまくらないといけないのです。

 

ビジネスにおける頭の良さとは、

どんなアウトプットができるのかということ。

 

誰も思いついていないことを思いつき、

それを形にしていく力こそが、

真の頭の良さだと個人的に思っています。


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