鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3908回】 マーケティングの本質を押さえた会社は強い

2021年09月11日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は、クライアント様の建材店様の取引先である、

地元工務店さんに集まっていただいて、

2か月に1回の勉強会。

 

発足して2年近くになりますが、

参加メンバーの工務店さんの1社は、

少人数の組織ながら、

多い時では月20組以上の来場予約が入るようになり、

商談するお客様には困らなくなった、との

嬉しいご報告をいただきました。

 

ここ数年、クライアント様にお伝えしているのは、

とにかく家を建てようと検討されているお客様の

貴重な時間を奪わずに、自社を知っていただくための

情報発信をコツコツとやり続ける、という、

住宅業界のマーケティングほ本質的な話のみ。

 

私が言い続けていることを

昨日、参加された工務店さんは、

とにかく愚直にやって下さいました。

 

なぜ、価格と仕様を発信した方が良いのか?

なぜ、会社内の雰囲気やスタッフの個性を

SNS等で発信した方がよいのか?

なぜ、打合せスペースは重要なのか?

なぜ、複数のデザインを押さえなくてはならないのか?

 

などなど、改めてここ2年でお伝えさせていただいたことの

総まとめ的な内容をお伝えさせていただきましたが、

皆さん、素直で理解力が高いので、

改めてマーケティングの本質や

なぜこういうことをするとこれだけ効果が出るのか、

ということをご理解いただけたのではないか、

と勝手に思い込んでおります(←自惚れております、笑)。

 

「ワンコを散歩に連れて行っているストーリーズを見て、

御社に興味を持ち、予約しました」

 

というお客様もおられ、

とんとん拍子で話が進み、

ウチで家を建てたい、という内諾をいただいた、

なんて面白い事例まで、ご報告いただきました。

 

マーケティングの本質を押さえた会社は、本当に強いですし、

住宅業界においては、規模が小さくとも大手に勝てる、

良い時代となりました。

 

お客様に来場していただかなくとも、

しっかりと理解していただける情報発信を

皆様と更に強化していって、

良質な住宅を日本に広めていければ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第3907回】 商品や価... | トップ | 【第3909回】 日本はや... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事