それなりのレストランでワインを頼んだ際、
ワイングラスがショボかったりすると、
そのお店は勉強不足だなぁ、と感じます。
旅館やホテルに行った際、
スリッパやティッシュケースのセンスが無いと、
そういう感性が無い方がオーナーなんだ、
と見てしまいます。
それだけ高級な食材を扱ってるレストランでも、
どれだけ立派な建物の旅館やホテルでも、
細かなところに店のレベル感が出てしまうのです。
住宅会社であれば、
どれだけ良い家をつくっていたとしても、
例えば打合せスペースのトイレが男女兼用だったり、
お客様にお出しする飲み物の器が安っぽいと、
レベルの高いお客様には一瞬で見抜かれます。
営業マンが使っている手帳やペン、
プレゼン資料や見積書に使う紙質も
非常に重要だと思います。
こういう感性は、どこで身につくのか?
それはどれだけ自身が一流を経験し、
一流のスタッフさんの細かな部分を見ているか、
ということがポイントだと思っています。
一流のレストランも平日のランチなら、
結構お値打ち価格で利用できます。
そういうところに行って、
メニュー表やトイレの中のお花、
スタッフさんが使っているボールペン、
料理を盛るのに使われている器など、
レベル感を肌で感じるのです。
友人としゃべっていたり、
「おいしいね!」とただ味わうだけでは、
メチャもったいないのです。
こうした細かい部分の重要性が理解できれば、
間違いなく今よりも多くのお客様に支持されます。
そのためにも、営業マンやマーケティング担当者は、
定期的にいろんなことを経験する必要があるのです。