鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4063回】 細かい部分に素が出る

2022年02月13日 | 住宅コンサルタントとして

それなりのレストランでワインを頼んだ際、

ワイングラスがショボかったりすると、

そのお店は勉強不足だなぁ、と感じます。

 

旅館やホテルに行った際、

スリッパやティッシュケースのセンスが無いと、

そういう感性が無い方がオーナーなんだ、

と見てしまいます。

 

それだけ高級な食材を扱ってるレストランでも、

どれだけ立派な建物の旅館やホテルでも、

細かなところに店のレベル感が出てしまうのです。

 

住宅会社であれば、

どれだけ良い家をつくっていたとしても、

例えば打合せスペースのトイレが男女兼用だったり、

お客様にお出しする飲み物の器が安っぽいと、

レベルの高いお客様には一瞬で見抜かれます。

 

営業マンが使っている手帳やペン、

プレゼン資料や見積書に使う紙質も

非常に重要だと思います。

 

こういう感性は、どこで身につくのか?

 

それはどれだけ自身が一流を経験し、

一流のスタッフさんの細かな部分を見ているか、

ということがポイントだと思っています。

 

一流のレストランも平日のランチなら、

結構お値打ち価格で利用できます。

 

そういうところに行って、

メニュー表やトイレの中のお花、

スタッフさんが使っているボールペン、

料理を盛るのに使われている器など、

レベル感を肌で感じるのです。

 

友人としゃべっていたり、

「おいしいね!」とただ味わうだけでは、

メチャもったいないのです。

 

こうした細かい部分の重要性が理解できれば、

間違いなく今よりも多くのお客様に支持されます。

 

そのためにも、営業マンやマーケティング担当者は、

定期的にいろんなことを経験する必要があるのです。


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