台風10号の影響で4日間、自宅におります。
2015年に自宅を建てて以来、
というか、コンサルになった2005年以降、
長期休暇でも自宅に4日間も居たことが無く、
ぶっちゃけ時間を持て余しております。
日頃、2連休や3連休があると、
日本全国の住宅会社やモデル店舗の調査をすぐに入れるので、
自宅でゆっくり過ごすのは、コロナ禍の時以来です。
時間がたっぷりあるので、
趣味の料理でもやろうと思い、
5品ほどつくったのですが、
時間が膨大にある中で料理をつくっても
あまり楽しくないのです。
家に居る時間がほとんど取れない中で
限られた時間の中で料理をするからこそ、
自分にとって料理は楽しいのではないか、と
今回、初めて気づきました。
いつでも○○できる、という時間的余裕は、
どうやら私にとってはマイナスにしか働かないようです。
そんなことを考えている中で、
以前、福岡で乗ったタクシーの運転手さんのことを思いだしました。
天神から博多までタクシーで移動したのですが、
その運転手さんの言葉遣いやコミュニケーション力に
只者ではないと感じましたので、
運転手さんにいろいろと質問をしました。
するとある企業の役員さんだったそうで、
休みもほとんどなく、猛烈に働いてきたのだそう。
以前から釣りが趣味で、
時間がなかなか取れない中、
たまの休みの日に行う釣りが楽しくてしょうがなく、
いつか引退したら大好きな釣りを楽しみたい、と思っていたそうです。
で、50代でリタイアをし、
大好きな釣りに毎日行ける日常となったそうですが、
釣りに毎日行けるとなったのにも関わらず、
その暮らしは1週間で飽きてしまったとのこと。
クソ忙しい中で何とか時間を確保してやる釣りが
自分は好きだったのだと気づいて、
そこからもう一度仕事をしようとタクシーの運転手をされている、
とのことでした。
私もおそらく、趣味の旅行や料理も、
日々忙しい中で何とか時間をつくってやるから楽しいのであって、
余るほど時間があると、楽しくできないのではないか、と
改めて思いました。
日々のお仕事があることに感謝、
ご縁を頂戴しているクライアント様に感謝し、
全力で取り組みたいと思います。