長いお付き合いのクライアント様の場合、
私がチラシのラフを実際に描く姿を
覚えていて下さっているかと思います。
紙媒体の効果が激減する中、
チラシを制作する機会は激減しましたが、
それでもチラシは定期的にはやったほうが良い、
と個人的に思っています。
というのは、昔、私の恩師が教えてくれたのですが、
「限られた紙面の中にどんな情報をどう配置するのか?
こういう情報を見た方がどう反応するのか?
こういうことを考え、形にしていくことが、
マーケティング力を養うことになる」
すなわち、チラシをつくることは、
マーケティングセンスを磨くことにつながるからです。
基本のマーケティング力があれば、
自分たちが伝えたい情報をチラシの紙面に入れるのか、
動画にまとめるのか、
スマホ画面の中にまとめるのかの違いだけなのです。
なので、マーケティング力の基礎を構築する上でも、
チラシを自社でつくるということは
住宅会社であれば、取り組んだ方が良いと
個人的に思っています。
ただ本当にチラシのラフを描くことは無くなりましたし、
チラシの基本をクライアント様にお伝えする機会もありません。
ということで、チラシを制作する際のポイントを
ちょっと簡単にまとめたいと思います。
・一目で見て、何のチラシかが分かるようにデザインする
・表面に「イベントタイトル」「開催日時」「開催場所」を目立つように配置する
・このチラシを見て気になった方に
どういうアクションを起こして欲しいか、簡潔に表記する
これが基本中の基本で、紙面に余白スペースがあると、
・このイベントに参加して欲しいのはどういう方か?
・このイベントに参加すると得られるメリットは何か?
という情報を入れると完璧です。
チラシの基本を学ぶことは、
マーケティングの基本を学ぶことに通じます。
たまにはチラシをつくってみましょう。