鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4956回】 視察させていただいた際、どこを見るべきか?

2024年07月25日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は住宅会社の
ロールモデルとなっていただいているクライアント様を
別のエリアのクライアント様に視察していただき、
いろんなことを教えていただく、という回でした。

お忙しい中、住宅事業部の役員の皆様総出で
視察を受け入れて下さり、本当に心より御礼申し上げます。

なぜこの視察を企画させていただいたかというと、
視察させていただいたクライアント様が
集客・受注共に順調に伸びており、
いよいよ多棟数の住宅会社の業務の回し方を
組織として学ぶべき段階が来たからです。

年間20棟未満だと、
お客様のご都合に合わせて着工時期を決めたり、
着工前に完全に図面が揃っていなくても
何とか回るのですが(←褒められたものではないです)、
多棟数になってきますと、
着工時期を決め、その時期に着工できるよう、
お客様と間取りや仕様を決定したり図面を制作し、
着工前に必要な補助金の申請や建築確認の申請、
そしてもちろん、各分野の職人さんたちを複数確保し、
事前に決定した期間で仕事をやっていただかなくてはならない。

協力業者さん、職人さんたちも、
いろんな会社の仕事を請けていますから、
当初、お願いした時期から
実際に仕事に入っていただく時期がズレることが多発すると、
業者さん・職人さんからの信用が大幅に下がり、
仕事を請けていただけなくなるのです。

多棟数を回す、ということは、
思っているよりも難しいのです。

なので工程をつくり、
決められた期日までにお客様と仕様を確定させる。

その仕様を取り入れ、かつ職人さんたちが欲しい情報を
全て図面に落とし込んだ図面を制作する。

着工前に図面をベースに設計・監督・職人さんたちが話し合い、
問題になりそうなところを事前に発見し、対策を打つ。

こういう業務の回し方・フロー・チェックリストなどを
視察をさせていただいたクライアント様は
しっかりと学んでいただけたかと思います。

そして視察の際、私がいつも思っていることは、
視察をさせていただく会社のノウハウや情報だけでなく、
その会社の体質やDNA、おもてなしなども学んでいただきたい、
ということです。

細かな部分まで掃除がしっかりとされていること。

モデルハウス内外の植栽や観葉植物などが、
きちんと手入れされていること。
(三流会社は植物を枯らすんです。
しかも枯らしてもそのまま放置していたりします)

何より事前の質問に対し、
しっかりと準備をされ、包み隠さず教えて下さる、
その人間性の高さ。

こういう一流のレベルを学んでいただくこと。

そして自分たちもこのレベルの住宅会社になりたい、
と決めていただくこと。

こういう風に変わっていただけるのが、
視察の素晴らしい点だと思っています。

そしてこういう部分のありがたさが理解できず、
ただただハウツーだけを持って帰ろうとする会社は、
残念ながら視察を契機に
自社を変えることができないのです。

視察で最も見させていただくべき点、
学ばせていただくべき点は、
一流のレベル感なのです。

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