弊社のクライアント様に対して、
2022年は営業力向上に関するご提案を
かなり強化していきたいと思っています。
商品力で差が付きにくくなっているので、
人で差をつけていかなくてはならない訳ですが、
お客様は自分がどう進めていけば良いか分からない上に、
何を基準に業者を選べばよいかも分からない、
そしてどんな家が自分たちにとって良いのかも知らないので、
こうしたことを気づかせてあげられる営業力を
営業スタッフは身につけなくてはならない訳ですね。
多くの住宅会社は、
自社の商品特徴を伝えるトレーニングはしているのですが、
「伝える」ということを一つとっても、
その本質をどこまで理解できているのかな、と感じます。
まず、口頭でいくら話をしても、
伝えるだけでは意味がありません。
相手がそれを理解できているか?
そして納得・共感できているか?
が重要なのです。
そして残念ながら、口頭で伝えたことの内容は、
10%も伝わっていないのです。
ここを理解していれば、
お客様に何かを伝える際に、
資料をお見せしながら伝えるとか、
紙にいろんなことを書きながら説明する、
という選択をするはずなのですが、
ロープレなんかをすると、
丸腰でお客様の前に立つ営業マンが
悲しいことに多かったのです。
お付き合いが長いクライアント様が多いですし、
今、各社で幹部リーダーをされている方が若い頃、
ロープレを結構していただいていたので、
そんな基本的なことは、各社徹底できている、
と思っていたのですが、
そうではないことを理解しました。
書きながらお伝えすること、
視覚に訴えながら、お伝えすることが基本です。
営業マンは、口頭で伝えただけで、
お客様に伝わっていると勘違いしないことです。
あっ、ちなみに上司と部下のコミュニケーションも同じで、
人間、耳から入れた情報は、そんなに残りません。
視覚に訴える伝え方。
皆さんはできているでしょうか?