鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4638回】 鰹節工場でのインターン

2023年09月11日 | 親として

我が家の次男、来年春からスペインで働きます。

 

日本の会社で、スペインをはじめヨーロッパに

日本の鰹節や出汁、大豆系の食品などを

販売する会社に就職するのです。

 

 

ただ、正規の雇用だと日本で数年、

仕事をしなくてはならないのですが、

その時間がもったいないと感じた次男は、

社長に直談判し、ワーホリを活用し、

大学卒業後にすぐにスペインに行くので、

現地で雇って欲しい、と交渉し、了承してもらったそうです。

 

ただ、現地で仕事をするにしても、

自社のメイン商品の製造工程を勉強しておいた方が良い、

とのことでこの1か月ほど、鹿児島の枕崎市をはじめ、

九州の工場で魚をさばいたいり加工したりと

インターンに行っておりました。

 

で昨日、インターンが終わり、帰宅したのです。

 

私、いろいろと教えてもらいました。

 

まず次男は、アルバイトとしては

居酒屋やバル、後はホテルの清掃しかしたことがないのです。

 

魚をさばいて加工したりする工場で

働いたことがなかったので、

鰹節ひとつつくるのに、これだけの手間がかかっている、

ということを知ったり、

工場で仕事をするのですら、人と関わる必要があることを

体験できたことはとても良かったと思います。

 

鰹や鯖を1日中、捌いている方たちもいて、

実際次男も3日ほど、鯖をさばくラインで仕事をしたそうですが、

それが何年も続くのであれば、俺は無理、と言っていました。

 

魚を捌き続けてくれるスタッフさんのおかげで、

商品が出来上がり、販売できるということを知れば、

またいろんな思いを背負った営業ができると思います。

 

また、関西人やスペイン、オランダなどの國の人としか

これまで深く関わってこなかった訳ですが、

鹿児島や熊本の方と関われたことも、大きかったのではと思います。

 

鹿児島や熊本の方たち、皆、とてもやさしくて温かい人ばかり、

と言っていましたが、私に似て、人様とのご縁には恵まれているよう。

 

それも親としてとても嬉しかったです。

 

インターンを受け入れて下さった、会社の社長、

それから工場のスタッフさん、取引業者様たち、

次男が本当にお世話になりました。

 

ありがとうございました。

 

そしてスペインで働くということは、

次男本人が自分で選んだ道ですので、

それを家内と共に見守り、応援していきたいと思っています。


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