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馬酔木。二つ前の記事の侘助椿も、自分ちのすぐ近くに咲いています。
今夜は皆さん、嵐の中を戻られて、お疲れではないでしょうか。
自分は、この三月、下旬以降、かなり滅入っていたのですけど、元気になってきました。
嵐の終わりに、気づかされたのは、自分が、『紅い花』に始まり、いまに至るまで、父方、母方の、先祖の愛を感じながら、活動を続けてきたということでした。
そのことが、自分の心を、再び温かくしました。
いつもどおりに接してくださった皆さんへ、感謝し申し上げます。
わたしはいま、46歳です。
父や母を、想う年齢になりました。
誰もがそうするように、父や、母を、想い、物語を培う年齢に。
新作の二首です。
君ひとり往かせじの歌うたひつつ馬酔木は風に踊り子のごと 泰子
いまひとたび春のあらしに遭ふまでと今年の房はしろがねに垂る