構想

大阪の橋下さんが、脱原発のために民主党を倒そうとまで、言っている。

大阪の人々のライフライン、みづがめを守るためだ。

でも、みづがめの周り、県庁所在地のある市には、クリーンセンターとやらいう、ごみ処理工場がたくさんあって、産廃工場もある。そして処理した廃水は……という状況。

滋賀県の県庁所在地のある市は、観光と福祉に舵を切り、環境問題については、「言われれば検討します」で、動かしそうもない。でも、市長に政治の経験がなく、最年少女性という、話題性だけすば抜けている状況で、観光振興に誠心誠意を尽くすのは、すぐできることで、しかも手堅い。

橋下さんが、国政進出すれば、関西広域連合は、いまの勢いを落とすだろう。環境の共同体を作っていくのは、たいへんな時間が、かかるだろうな。

橋下さんは、所期、核武装を唱えていた。原発事故後、反原発となった。でも、もとは、核武装を唱えていた。反原発に変わったから、まっ、いいか～では、ない。

維新の会を率いる橋下さんを、問い詰めたい。

わたしでも知ってた、原発の怖さ、知らないで、核武装論なぞ、唱えていたあなただ。琵琶湖の周りが工場だらけなの、知ってて、みづがめを守ろうとしているとは、おもえない。

橋下さんは、まだ、国政進出は、考えてはだめだ。関西の、他の自治体の抱える、そして手をつけようとしない問題を、知るのが先だ。

本気で、大阪都を構想するなら、共同体ともいえる他の自治体の、手をつけようとしない問題を、知りながら動いてほしい。