歌人・辰巳泰子の公式ブログ

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そのひとをいちばん好きだったときには(新古今和歌集メモ)

2020-06-06 12:08:46 | 月鞠の会
このウインドウを、自分が「月鞠」20号に書く文章、「そのひとをいちばん好きだったときには」の草稿帖にあてがい、日々更新しましょう。
ツイッターの投稿コピペが主なので、時系列は、上が最新です。

辰巳泰子拝


6月5日のツイートから…………………………………………………………


「そのひとをいちばん好きだったときには」が新古今。「恋のあとに残ったもの思い」が古今。

新古今の恋の世界は、恋愛感情の最大値。古今の恋の世界は、恋愛感情の不変値に価値があるんだよ。

これが私の、死ぬ前にやっておくことになるのかどうかは、知らないけれど、私は、「恋の正体」について書く。新古今和歌集。

若いうちは、書きたいことがたくさんあって書く。私にはもう、書きたいほどのことまではない。書かなくなったらアカンと思って、自分を縛り付けて書くだけなのですが……。

私はコロナのあいだ。止まってた。というか、凍っていた。

空に高く高く高く投げて、落ちてくるまでのあいだ、たまたま世の中はコロナで不況と崩壊と大改造。たまたまなんやけど。

空に向かって高く高く高く投げたものが、自分の手に落ちてきた。それは、美しい願いのようなものではなく、執着であった。

執着やなぁって、受け止められた。

コロナを挟んで、「うん、それは執着」って、明快になったのが不思議でならない。完全に、考えるのを止めていたのに。

今年の初め頃から数えたら、もういくつ寝たやら……かれこれ半年も経ってる。そのあいだに、コロナが猛威を、、、
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