Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

不器用な子どもの動きづくり

2017年09月12日 23時04分07秒 | 日記

次回、チーム埼玉学習会のテーマ(仮)です。

自立活動専任として、小学部、中学部、高等部の児童生徒と日々関わっていて、身体の動きに関する不具合、発声発語に関する躓き、精神的な要因からの身体の不当緊張等、様々な不器用さに関わる問題に直面し、どのようなアプローチを継続的にしていくことが大切なのか、それをどのように担任の先生方に伝え、学習上及び生活上の困難への改善・克服へと道筋を立てればよいのか悩んでいるところです。また、教科「体育」と自立活動との関連、身体を介したコミュニケーションやリラクゼーションへのアプローチなど、知りたいことがとても多いです。目の前の苦戦している児童生徒に教師として接し、自分に何ができるのか?

障害のある子どもたちが抱えている、身体の動きに関する指導についてその要因と具体的な指導方法について学びたい先生方は是非、次回、11月23日(祝日:勤労感謝の日)の学習会へご参加ください。今回の講師、飯嶋正博先生のご著書「不器用な子どもの動きづくり」「不器用な子どもの動きづくり2」(いずれも「かもがわ出版」)を読むだけでも大変参考になりますが、その著者である飯嶋先生のお話を直接聞くことができ、さらに知りたいことを直接、質問できる学習機会にもなります。理論に裏付けられたお話はとても説得力があり、その理論に基づいた多種多様で具体的な指導方法は子どもたちの興味関心を引き、子どもたち自身が「楽しい」と感じながら取り組める内容となっています。

「できる」から「楽しい」。

不親切な授業で、「できない」をいっぱい経験してきている子どもたちが、楽しみながらできることが増えていき、身体の動きに自信をつけていくことができる指導。そんな実践的なことが大いに学べる研修になると思います。

会場は浦和コミュニティーセンター第13集会室(定員90名)です。

参加申し込みはHPの方ですでに開始しています。

ご検討ください。

        畠山