ネガティブな言葉や状況をポジティブに置き「かえる」練習ができる教材です。
考案は筑波大学附属大塚特別支援学校の安部博志先生です。
今年度、自立活動の抽出指導をしていて、ストレスマネージメントやアンガーコントロールが必要な生徒に対して、この「かえるカード」を活用して取り組んでいます。
例えば、「失敗してしまったな~」と後悔しやすい場合には、「次にまた同じ失敗をしないために、大切な経験をしたんだね」と思えるように認知のリフレーミング(枠組みを変える)をするという具合です。
生徒に指導しているようで、実は自分自身のためにもなっています・・・。
嫌なこと、辛いこと、思い出したくもないことなどなど、生きていると避けて通れないことって誰にでもありますよね。でも、それも含めて、生きているということなのでしょうね。
だからこそ、自己回復力として認知の変容が必要不可欠なのだと思います。反省から自分を責めることも時には必要かもしれませんが、必要以上に責めることもない。
「失敗から学ぶことは多い」と自己の経験からもそう思っています。
畠山