チーム埼玉学習会,新たな広報手段としてLINEを始めました。
是非とも,ご活用ください。
その時代時代に応じて一番活用されている手段を活用することに価値が生じると考えています。
時代の移り変わりとともに活用される手段は変遷していきます(ショートメールやミクシーなど)。
流行とでも言うのでしょうか。
不易流行という言葉もありますが,流行とはその時代に生きている証です。その時代で必要とされ,求められていることと解釈することもできます。
話は変わりますが,LINEは3.11を経験し,既読=生存というメッセージをポリシーとして貫いている反面,既読スルーによるいじめの原因等,SNS上のトラブルも作り出しています。そのため,LINEは企業として,情報モラル教育に関して,小学校や中学校,高等学校や特別支援の児童生徒及び教員,保護者を対象として積極的に研修会の講師を務めています。本校においても近年,LINEの方を招聘して定期的に研修会を実施しています。講師の方の話によると,スマートフォンを持ち始める中学生が一番トラブルが多いとのことです。
自分自身の教育実践においても,情報モラル教育の必要性を感じつつ,実際に教育課程上どのように位置づけ,児童生徒の知識及び技能を習得させるために効果的な指導方法について頭を悩ませているところです・・・。実感としては,トラブルの具体的な事例を提示し,個別的に具体的に質問をすることで,生徒の思考力,判断力,表現力等を育成するための授業づくりができるのかな?ということ。下手な授業をすれば,聞いて分かっているように見えるけれども,実は何も伝わっていない授業になる恐れがあるということを踏まえて授業づくりを考えること。
また話は飛びますが,2022年4月からの成人年齢引き下げ(18歳=成人)に向けて,消費生活に関するトラブル等を未然に防ぐための教育課題も実際的に進めていかなければなりません。民法第5条の「未成年者取消権」が適応されなくなるため,様々な契約トラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
各市町村の消費生活センターへ相談へ行かなくても済むように,弁護士さんのお世話にならなくても済むように,教育の力で子どもたちが詐欺等のトラブルに巻き込まれないよう,未然に防ぐため消費生活に関する指導を学校教育でしていければと考えております。
(畠山)