Team埼玉 ブログ

自閉症教育と授業改善についての学習会

カリキュラム・マネジメントセミナー

2018年10月13日 21時22分20秒 | 日記

本日,古川勝也先生,徳永豊先生,一木薫先生が主催されている研修会に参加してきました。

中教審に関わられた先生方のお話をお聞きして,改めて今回の学習指導要領の改訂に関する大きな流れを確認するとともに,法的根拠に基づいて論じていく必要性について再確認することができました。

社会に開かれた教育課程,学びの連続性,育成を目指す三つの柱など,これらについて各学校は教育課程を編成する上で説明責任を果たさなければならない。そのためには学校教育法施行規則126条から129条に示された教育内容を大前提とし,特別な理由により難しい場合においてのみ,重複障害者等に関する教育課程の取扱い1~6が適用されるということを踏まえて一人一人の教員が教育課程について考えていかなければならないということ。

教育課程編成の大原則に従って,この国の公的な教育水準が確保されており,公教育を論じる上で本来,学校間格差があってはならないということ。就学や転学は学区によるため,子どもたちは学校を選べないのだから・・・。

これまでの知的障害教育における各教科等を合わせた指導も,今回の学習指導要領の改訂においては,各教科の目標の達成及び内容の習得のため,何と何の教科のどの内容を合わせたのかを明記する必要が求められているということ。

ものすごい情報量と質だったので,学んだことを振り返るために,興奮冷め止まぬまま水道橋から池袋まで1時間強,歩いてしまいました・・・。(畠山)