埼玉県民は明日はお休みですね。
他県ではweekdayにもかかわらず、休日を過ごせるというのも、なんか特別な気分になりますね。
「余暇」をどのように過ごすか?
障害のある子どもたちにとっては、大きな課題となります。自分の好きなことがあればよいのですが、一人で好きなことをして過ごしたり、家族と、友だちと、地域の人々と、一緒に好きな活動や楽しい活動を共にして過ごすことが、学習課題になる場合があります。
キャリア発達を考える上で、「働く生活」と「余暇の充実」は車の両輪のようなもので、とても重要になります。
1日の中での休憩時間(休み時間)をどのように過ごすか、週末をどのように過ごすか、連休や祝日をどのように過ごすか、夏休みや年末年始の休みなどの長期の休日をどのように過ごすか。
特別支援教育の対象となる子どもたちには、有効かつ計画的に余暇を過ごすために必要な知識や技能及び態度の学びが求められます。
10年近く前、自分が久里浜特別支援学校に勤務していた時に6年間をかけて文科省からの研究開発学校の指定を受け、自閉症児のための教育課程を検討しました。そして新領域「自律生活」というものを作成・実施し、全国へ発信・提案しました。その新領域の指導内容としても「余暇」の指導は大変重要視されておりました。
自分自身、職業人・社会人として「余暇」について考え、現在及び将来の、よりよい生活に向けて工夫・改善していければと思います(休日返上で仕事をしていてはとても余暇の充実とは言えないのかもしれませんが・・・)。
畠山
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます