あれから【ストウブ鍋】にはまったらしい。
今日まで1日おきくらいの間隔で
ストウブ鍋で料理をしている。
家族もとても気に入ってくれて
「今日はあの鍋使うの?何作るの?」
といちいち聞いてくる
まあ、
もともと前から「今日のご飯何?」と聞いてくるけど。
しまいには寝室にストウブ鍋のレシピ本を持ってきて
しみじみ見ては「これ美味しそう」なんて言っている。
カボチャ煮の次に作ったのは
基本の鶏肉と玉ねぎときのこ類のレシピ。
これも
出来上がるまで、どんな味かわからないのでわくわくする。
フライパン料理ではありえないくらい
最小限の調味料。
今回はオリーブオイルと塩だけ
これだけで本当に大丈夫なのだろうか?
このお鍋のときめきは
出来上がるまでどんな味かわからないわくわく感
ただの塩味ではない、
野菜のうまみがしっかり濃厚に出るお鍋なのだ。
蒸気が出たら弱火にして数分。
そしてお皿に盛る。
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いつも私が作る料理ではないからとにかく新鮮。
味付けも私とは違う。
「塩だけの味付けなの?」
と驚いて喜んで食べてくれた。
これまで私が作ったことのない料理。
私自身も、不思議な感じがした。
「自分で作ったのに、人に作って出してもらった感じ」と。
もともとフライパン料理でも味見しない人間だけど
調味料を入れていくと
大体こんな味とわかる。
でもこのお鍋は調味料はあまりにもすくな過ぎて
自分では絶対ない味付け。
しかも仕上がるまでは味見もしないし
わくわく待つだけなのだ。
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これまで作ったどの料理も、
自分ではしない味付け。
だからとても新鮮なのだ。
毎回、家族と
「なんか、フレンチっぽくない?
あ。そうかフランスの鍋だからか。」
と同じことを思う。
そうなのだ。すべてどこかフレンチっぽい気がする。
パンに合うというか。
我が家はご飯派なので
「お醤油いれたらもっとご飯に合うかもね」
と、少しずつ自分流にアレンジも出来てくる気もする。
自分の料理にとても幅ができた
レシピ通りに作るから
苦手な水菜さえも「人に作ってもらった料理」の感覚で
新鮮に美味しく頂ける。
普段なら絶対に下に水菜を敷かないけど
このお鍋はレシピ通りに作りたくなるのだ。
「いったいどんな味になるんだろう?」みたいな
興味と実験。そんな感覚。
このお鍋で作る日は、
「人に作ってもらった料理」のような楽しみがある。
私はもともと鍋料理をしないからだと思う
鍋の料理はなんか苦手意識があって
全然作らなかった。
だから、
鍋が勝手に作ってくれるこの鍋は
味見もしないで良いし、
仕上がった時の味の楽しさがある。
9割フライパン料理の私が
今は半分くらいをこの鍋で作るようにしている。
憧れだった抗糖化料理もできる
抗糖化料理と
レシピの広がり。
ストウブ鍋、本当にありがとう
里芋の煮物、吹きこぼしたけどなby風花