長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ここが新東京タワーができる場所

2007-02-08 09:38:08 | Weblog
東武鉄道の車庫跡のセメント工場の場所に、新東京タワーができる。
押上のB3出口の階段を上がったとこから撮影。
右手のビルは、浅草(吾妻橋)のうんこビル。あさひビールの本社。

たぶん、もう、どんなテナントができて、どんな設計図で・・・みたいな話はきまっているんだろうね。「鳩の街商店街」という昔赤線だった商店街もあるけど、はとのマークの大手スーパーも日本一の規模のものができるらしい・・・

欧米人たちが、世界に覇権を求めた20世紀は、いろいろな「マネー」が動いた。
でも彼らは、文化とか芸術には関心がなくて、ただ「マネー」だけを求めた。
大手スーパーがひとつできると、近所の家族でまじめにやっている魚屋さん、豆腐屋さん、八百屋さん、お惣菜屋さん・・・などがバタバタと倒れていく。今、どの
街にいってもそう。駅前の商店街などは、シャッター通りになっている。
でも、いっしょに、その街の文化とか、ふれあい、人情も消えていってる、ことに
あまり気づいていないようだ。

5年後にタワーができた副産物として、この押上界隈も、いろいろなものが時代の
波に飲み込まれていくのだろう。
でも日本人が、本来のDNAを発揮したら、もう少しましな「街つくり」ができる
のではないか、と思う。

ささやかながら、そんな街創りに一石を投じたいと、3丁目の夕焼けに向かって
誓う毎日。

明日までメールが使えない。けっこう「あなろぐ生活」もいいものだ。
今日は煎茶のお稽古。