昨日は木曜日。お昼くらいまで焙煎をし、
それから、馬喰町へいって、話題になっているカフェ(名前はわすれた)で
昼食。界隈は衣料品の問屋街だが、最近カフェやギャラリー
などが、あまたできて話題のスポットになっている。ときどき、カフェの
オーナーたちが遊びにきてくれるのだが、こちらは無精で初めていった。
20年くらい前、友だち(といっても、親くらい年は離れていたけど)
の会社が店頭公開して、その子会社が小伝馬町にあり、周辺機器の製造などを
手がけていたが、「その会社も上場させたい」とのことで、いわゆる「雇われ社長」
をやったことがある。社長というのは、みんなわがままなもので、たった1年で
ケンカして池袋にもどった経験がある。馬喰町から徒歩5分くらいのところに、
その会社があったので、久しぶりに大江戸通りを昭和通りに向けて、てくてく
歩いた。その会社も、ビルの名前も変わっていて、一階が関西系の大手チェーン店
が入っていた。20年前というのは、今は昔、というより前世くらい遠い。
そこから神田駅まで向かう途中に「大江戸」という、昔よくいったうなぎやがあった。
急にうなぎが食べたくなったけど、おなかは満腹。
神田から銀座線で表参道までいく。なんか、先天的な方向音痴な自分としては、
スムーズに散歩しているようだが、東日本橋から馬喰町に行くには、二回も
交番のおまわりさんにお世話になった。
表参道ヒルズの端に、昔の同潤会アパートのまんまにしてあるビルがある。
表参道ヒルズ同潤館。そこの302で、おもしろい個展をやっているので
のぞいてみた。ソニーを退職した森宮祐次社長が、株式会社アカリネをつくって、
「ひとり家電メーカー」をやり始め、その第一号の製品が、展示されていた。
和紙でできた灯篭みたいに、やわらかい色彩の明かりがたちこめた傘の中
に、yoshii9みたいに、小さなウーハーがちょこんとのったスピーカ。
これだと、和室において、静かな琴の音なんかを聴きながら、お茶会なんて
素敵だと思う。5日(日)まで1:00から7:00。「これから」の
ヒントがいっぱい詰まった夢のような展覧会。
お茶は、「煎り番茶」をやった。朝は珈琲を煎り、夕方は番茶をほうろくで
煎った。この煎り番茶は、血糖値を下げたい人にはおすすめ。
少し手間がかかるけど、そのひとがやるひと手間が、健康だったり、
おいしかったり、持続性があったりする。
昼のうなぎが、こころ残りで、お茶の後は、人形町にもどって、
「梅田」で、うな玉や、50年ものの糠のおしんこを酒肴にして、
熱燗をぐびぐび飲んできた。話題のカフェもいいけど、やっぱり
老舗の料理屋で飲む酒は美味い。最後にこの店の名物、「塩梅田丼」
を食べる。昔から、梅とうなぎは、「たべあわせが悪い」というのが
定説だが、ここは「それは、うますぎて食べ過ぎる」という逆もまた真なり、
よろしく、練り梅をうな丼にまぶす。いい酒もいい酒肴も、翌朝になると、
「なるほど」とわかる。歳を重ねてくると、そのあたりがよくわかるように
なり、酒もますますうまくなる。
それから、馬喰町へいって、話題になっているカフェ(名前はわすれた)で
昼食。界隈は衣料品の問屋街だが、最近カフェやギャラリー
などが、あまたできて話題のスポットになっている。ときどき、カフェの
オーナーたちが遊びにきてくれるのだが、こちらは無精で初めていった。
20年くらい前、友だち(といっても、親くらい年は離れていたけど)
の会社が店頭公開して、その子会社が小伝馬町にあり、周辺機器の製造などを
手がけていたが、「その会社も上場させたい」とのことで、いわゆる「雇われ社長」
をやったことがある。社長というのは、みんなわがままなもので、たった1年で
ケンカして池袋にもどった経験がある。馬喰町から徒歩5分くらいのところに、
その会社があったので、久しぶりに大江戸通りを昭和通りに向けて、てくてく
歩いた。その会社も、ビルの名前も変わっていて、一階が関西系の大手チェーン店
が入っていた。20年前というのは、今は昔、というより前世くらい遠い。
そこから神田駅まで向かう途中に「大江戸」という、昔よくいったうなぎやがあった。
急にうなぎが食べたくなったけど、おなかは満腹。
神田から銀座線で表参道までいく。なんか、先天的な方向音痴な自分としては、
スムーズに散歩しているようだが、東日本橋から馬喰町に行くには、二回も
交番のおまわりさんにお世話になった。
表参道ヒルズの端に、昔の同潤会アパートのまんまにしてあるビルがある。
表参道ヒルズ同潤館。そこの302で、おもしろい個展をやっているので
のぞいてみた。ソニーを退職した森宮祐次社長が、株式会社アカリネをつくって、
「ひとり家電メーカー」をやり始め、その第一号の製品が、展示されていた。
和紙でできた灯篭みたいに、やわらかい色彩の明かりがたちこめた傘の中
に、yoshii9みたいに、小さなウーハーがちょこんとのったスピーカ。
これだと、和室において、静かな琴の音なんかを聴きながら、お茶会なんて
素敵だと思う。5日(日)まで1:00から7:00。「これから」の
ヒントがいっぱい詰まった夢のような展覧会。
お茶は、「煎り番茶」をやった。朝は珈琲を煎り、夕方は番茶をほうろくで
煎った。この煎り番茶は、血糖値を下げたい人にはおすすめ。
少し手間がかかるけど、そのひとがやるひと手間が、健康だったり、
おいしかったり、持続性があったりする。
昼のうなぎが、こころ残りで、お茶の後は、人形町にもどって、
「梅田」で、うな玉や、50年ものの糠のおしんこを酒肴にして、
熱燗をぐびぐび飲んできた。話題のカフェもいいけど、やっぱり
老舗の料理屋で飲む酒は美味い。最後にこの店の名物、「塩梅田丼」
を食べる。昔から、梅とうなぎは、「たべあわせが悪い」というのが
定説だが、ここは「それは、うますぎて食べ過ぎる」という逆もまた真なり、
よろしく、練り梅をうな丼にまぶす。いい酒もいい酒肴も、翌朝になると、
「なるほど」とわかる。歳を重ねてくると、そのあたりがよくわかるように
なり、酒もますますうまくなる。