梅干しを漬けました。
私が梅干しをつけ始めたのは最近です。
四、五年ってところでしょうか。
あまり梅干しを食する習慣がないのでずっと作らずにいました。
梅は毎年届けてくれる人があるけれど作るのは梅ジュースとか、梅ジャムばかり。
甘いのが好きですから。
梅干しを作り始めたのも特にわけはありませんが、
減塩梅干しにばかり注意が向いていましたね。
今風でしょ。
塩の量は十五%とか十二%とか。。。。
八%という人も見かけました。
でも今年は昔のように二十%の塩でつけて見ました。
この赤い色と香りがたまりません。
完熟した梅は傷つきやすいので丁寧に仕事をしました。
二キロ半あると思っていたものの、昨日からさらに熟しが進みその間に傷んだものもを取り除くと
最終的に二キロの梅干しを漬けたことになります。
二十%の塩分にしたのは
次のサイトを見たからです。
https://kumiko-jp.com/archives/121249.html
昔ながらの塩分なら失敗しない、という言葉が私を動かしました。
それから長い時間をかけた梅の味の変化を楽しめる、という言葉にも心惹かれました。
完熟の梅を一つずつ丁寧に丁寧に鍋に並べながら
何年か先にこの梅を楽しんでいる自分たちの在る事を
祈る気持ちが湧いてきました。
こんなに神妙に梅仕事を進めたことは今までにないことです。
昔ながらの塩分にしてよかったです。