朝、草刈機で二十分、その後草引きをしていたら太陽が出てきました。
お日様が出たら草引きなんてやってられません。
十五分で撤退。
このくらいがちょうど良いかもしれません。
その後、昨日染めた生地を縫うのに糸を探していたら
しばらくの間探し続けていたペンダントが見つかりました。
自分があたりをつけていた場所とはかけ離れたところにしまってあったのです。
そこにしまったことなどすっかり忘れて居りました。
その上思っていたのより一回り小さかったのです。
それは妹の形見のようなもの。
彼女が亡くなって母からもらったものの一つなのです。
それらが全部ひとまとめにしてありました。
その中から今日はダイヤの指輪をつけて買い物に行きました。
見つけたペンダントは首にかけたのも二回くらいだし、
しまってあることの方が多いので
はっきりした形は覚えていませんでした。
失くしたものが大きかったように思いたい、ある種の心理でしょうか。
逃がした魚は大きかった、みたいなことです。
十八金の鎖に観音様を掘った水晶が金の枠にはまっているデザインですが、
探しているときはもっと重たい鎖ともう少し大きな水晶をイメージしていた気がします。
見つかったとき、ちょっとがっかりな気持ちになりました。
失せ物が現れたのにさほど嬉しくないのはどういうわけでしょう。
欲が深いってことかしらん。
妹からもらったこれらのジュエリーは
まず身に付けることがありません。
ジュエリーをつけて出かける場所がイオンやアピタでは
ちょっと寂しすぎるじゃないですか。
カジュアルなピアスならつけますが、金やプラチナはちょっとね。
普段の生活に似合いません。
いっそのこと換金してしまおうかとも考えたけれど、
残しておいて私の葬式代の一部にでもなればと思い返しました。
桔梗がやっと咲き始めました。
今年も六枚花びらの花が咲きます。
桔梗の蕾は風船みたいに膨らんである日パチンと爆ぜるのです。
六枚花びらの奇形は蕾も六角形をしています。