こんにちは
朝食後のひと時です。
我が家の朝食はだいたい十時頃。
起きるのは六時とか六時半ですから起きてから朝飯まで三時間以上ありますね。
体操したり、掃除したり、草取りをしたりで過ごしますが、
お腹が空きますよ。
毎日お腹をすかせての朝食です。
朝食前に済ます仕事のことを亡き父は「朝造り」と呼んでいました。
私の今朝の朝造りは障子戸洗いです。
納戸のように使っていた小部屋の小掃除を始め昨日のうちに障子の張り替えの予定でした。
仕事を始めようとしていたその時に、
川向こうのご夫婦がイチゴを持って訪ねてきました。
結局お茶をしながらおしゃべりの花が咲き、
障子貼りは翌日に持ち越すことになり、
結果、今朝の朝造りとなったわけです。
さて、夢中になっている草木染め、昨日は桑の葉で染めてみました。
濃い色を出したかったので葉っぱの量は多めにしたつもり。
前に煮出したヨモギやアケビより葉っぱの量は多かったのです。
でも、最初の染めでもあまり色がつきません。
あれ?
初めは意外に思いました。
でもね色がついていないようでも成分はしっかりしみこんでいるはず、
そう思ってミョウバン液に浸すと
ああら不思議。
みるみるうちに布が黄色に染まっていきました。
だと思ったのよね。
染め液の中で変化を示さない時ほど媒染液に反応が良い、
そんな予感がしたのです。
だから最初の染め液でほとんど色がついていなくても
返って期待が高まったのでした。
ふふ、思った通りよ。
桑の葉が黄色を作るとは聞いていたので
その通りになったことは喜ばしい次第です。
それから面白かったのは
昨日から納戸の汚部屋掃除が始まって本棚の埃を払っている、
なんと「草木染め」の本が飛び出してきました。


2003年発行の本です。
いやー、最近草木染めに夢中になって
「自分が草木染めにハマるなんて信じられなーい」なんてほざいてましたが、
実は芽吹きの時があったのですね。
十四年年の時を経て今花開いているのでしょうか。
ハハ、すっかり忘れておりやんした。

内容を改めて読んでみると割と厳格に書いてますね。
木灰の灰汁の作り方も
白灰五百グラムに熱湯二十リットルを静かに注ぎながら攪拌する。
などと書いてありますが、私の場合は適当にお茶碗3杯の灰を
水道口で水をジャーッと流しながら作ってました。
この本を読んで草木染めに挑戦してみたいと思う人は
よほど几帳面な人でしょうね。
私にはあまり向かなかったようです。
でも本が残っていたのはラッキーでした。
今読むと内容がもっと自然に頭に入ります。
経験しているから理解が早いのです。
桑の葉の色は

素敵な黄色になりました。
この布は絞りの糸がまだついたままです。
さて、どんな絞り柄になっているのでしょうか?
それは明日のお楽しみに。

