てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

東日本震災・徒歩帰宅(2/2)

2011-03-12 21:45:00 | 日々雑感
エネルギー補充を済ませて出発!国道15号を西へ向かう。
鶴見手前で風景が一変、停電で足下がよく見えない。

クルマの灯りを頼りに、途中で買ったビニール傘を杖代わりにして足下の安全を確認しながら進む。

鶴見駅入口交差点の地下道は真っ暗、駅側へ迂回して進んだ。

鶴見線を潜る。この先からは電気が通じているようでほっとする。

ただ、首都直下型地震ならばココは通れないだろうな。

ようやく子安にたどり着いた。

歩道は横浜方面から歩いて帰宅する人が多数。中にはヘルメットと非常持ち出しを持つ方も。
道は相変わらず大渋滞。

道路標識に従って国道1号へ。見慣れた風景が見えてきた。
ようやく横浜駅に到着。時計は21時前。

臨時の公衆電話が開設され、電話をかける人が並んでいた。
そばの交番では、帰宅困難者のための避難所としてパシフィコ横浜が案内していた。

バスか地下鉄が運行再開していたら・・・と期待したが、地下鉄は運行停止中。バスは渋滞により無ダイヤ状態。
交番でルートを確認し、覚悟を決めて再度歩き始める。

横浜駅周辺は海抜が低く、津波による浸水を懸念したがそれは無かったようだ。ただ、歩道のタイルが波打っている場所もあり、それなりに被害がでているようだ。
根岸線の高架を左に見て桜木町駅前、そこから右折して野毛通りへ。営業している飲食店の灯りにホッとする。

日ノ出町からは大岡川に沿って上大岡方面へ。
大岡川の水は海へ向けて一気に流れている。津波の引き波のようだ。


川沿いは人通りが少なく、足下の安全が確保できないし、仮に押し波が来たら・・・と考え、鎌倉街道沿いに進むことにした。ここもクルマは大渋滞。途中の公衆電話で実家に電話したが繋がらなかった。
弘明寺辺りから沿道はまた停電。信号は自家発で点いていた。

あともう少しと自分に言い聞かせ22:20過ぎに自宅に帰着。当然停電しており、懐中電灯で照らしながら冷蔵庫へ冷凍室から取り出した保冷剤を投入。ガスは通じていたので、蝋燭に点火、火鉢用の炭に火を熾して暖をとる。
23時前に停電は復旧。実家へ電話を入れたら通じ、両親を安心させた。
まろねふさまとシンコーさまから無事ですかメールが届いていたんで返信したが、届かなかったようだ。

地震発生後初めてTVのニュース映像をみたが、被害の大きさに言葉を失った・・・

東日本震災・徒歩帰宅(1/2)

2011-03-12 18:29:00 | 日々雑感
3月11日(金)、いつもより1本遅い電車で出勤。
13時半過ぎに昼食を摂り、夕方のユーザーさんとの打ち合わせ資料について上司と確認した。
資料説明のストーリーを考えようと席についたところ・・・

ん?ちょっと縦揺れが・・・、あ、横揺れが起きた、結構大きいかな?
そうこうするうちに振幅が大きくなり、机の上のファイルや電話が滑り落ちた。
揺れの感じはビルの免震装置のせいか、大波が来たときの牡蠣いかだや桟橋、あるいは大時化に遭ったフェリーのようだ。
数分で揺れが収まったので、すぐに家族へ無事を知らせるメール(今確認したら発信は14:55、発生から9分後だった)を発信し、周囲に散らかった書類を片付けた。
しばらくしてビル管理室から館内放送が。「屋外へ避難してください。」え、かえって危ないんじゃないの?と思いつつ、PCの終了処理を行ってから非常階段で降りた。通常の階段はスプリンクラーが誤作動して水浸し。


お台場方面で黒煙が上がっていた。近所で建物の倒壊は無いみたいだった。
通勤はラジヲを聞いているので早速起動。なんと震源は三陸沖、大津波警報発令中。

隣の公園でしばらく待機し、16時過ぎに各自注意して帰宅してよいとの指示が出た。
荷物整理のため一旦デスクに戻り、打ち合わせ延期を連絡し、帰宅のために必要なものを準備した。
さて、帰宅すべきかどうか・・・
・距離:約30km、歩けない距離ではない。7時間以内で着くと想定。
・情報:ラジヲがあるので、必要な情報は入手可能
・飲食:お茶とお菓子程度なら持っていける
・その他:近い将来起こるであろう震災に備え、一度帰宅を経験してみるのがよいのではないか?

以上の判断から、帰宅することにした。16:20過ぎに会社を出発。


国道15号(第一京浜)を一路横浜方面へ。


平和島駅脇を通過。抑止された列車から乗客は降ろされた模様。

蒲田を過ぎ、18時過ぎに多摩川を渡る。

道路は大渋滞。全く動かない。

多摩川の川面を見ると、海側から一気に水が逆流していた。

おそらく津波であろう、ここまで上がってくるとは・・・恐ろしい規模の地震だ。


川崎市内に入っても、相変わらず道は大渋滞。

先は長い。18:30過ぎに夕飯を摂ることにした。
消化とカロリーを考えてかきあげうどん。お店は店員さんが出勤できないためか、結構混乱していた。

自宅まではまだまだ長い・・・

大地震

2011-03-12 00:02:00 | 日々雑感
3月11日の大地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

小生も電車が運休となったため、大森から横浜市南区まで徒歩帰宅しました。
自宅にも被害は無く、無事であることをご報告いたします。

近い将来、関東にも起こりうる大地震について、帰宅時に感じたことを後日記したいと思います。

早起きは三文の・・・

2011-03-09 21:49:00 | 鐵道部
常陸国へ出張することになった。
距離的に中途半端なので、勝田で前泊することに。
18時に定時退社。上野駅へダッシュ。

19:00発のSひたち53号に乗車。発車5分前、なんとか間に合った。
勝田では駅前居酒屋で同行のメンバーと一杯。24時過ぎに就寝。

で、翌朝早起きして・・・ひたちなか海浜鉄道へ。

勝田7:28発の阿字ヶ浦行きの列車に乗車。ラッシュ時間だが、逆方向ということもありガラガラ。


良く晴れた朝、田園風景を快走

那珂湊で列車交換

なんとDMH17エンジン車。もっと早起きすれば良かったとちょっぴり後悔。


右手に朝日に輝く太平洋を望みながら、畑の中を一路阿字ヶ浦へ。


磯崎で地元の乗客が降り、乗客はワタシ一人に。


阿字ヶ浦に到着。駅名票がおしゃれ。


駅前では路線バスが客待ち。結局乗客ゼロで出発していった・・・

折り返しに乗って勝田へ戻る。ラッシュ遅めの時間だが、2連の座席が全て埋まるほどの乗客はなかった。
8:30過ぎに到着し、宿へ戻って9:00過ぎに仕事へ。早朝の「鉄分補給」であった。
仕事も守備良く終わり、地震の影響もなく帰宅した。

豚の角煮

2011-03-06 21:52:00 | 厨房より
今週も出張であった。業務が長引いて、帰宅したのは土曜の宵。
日曜は家事をしつつ、ゆるりと過ごす。
ほぼ一日家にいるので、久々に豚の角煮を作ることにした。
レシピはウチの祖母から伝わっているものをベースにアレンジ。
うーん、最近、料理が趣味になりつつあるなぁ(苦笑)。まあ、仕事が実際のものづくりから離れたせいかもしれないが。


材料は、豚バラブロック:約750g、あとは葱と生姜、人参


米のとぎ汁を煮立て、そこに葱、生姜と人参を加え、更に豚肉を入れる。
レシピでは米ぬかなんだけど、手に入らなかったのでとぎ汁で代用。


2時間弱茹でて、肉を取り出してぬるま湯で洗っておく。

別鍋で煮込み汁を仕込む。
水2.5カップに氷砂糖80g+黒糖20gを溶かす。更に卵白を加えて煮詰めていく。
レシピでは氷砂糖100gだけど、手元に黒糖があったので加えてみた。

灰汁が出るので、ひたすら除いていく。

煮詰まったら・・・

醤油75mLと麦焼酎100mLを加え、一度煮立てる。
これまたレシピでは焼酎ではなく、酒なんだけど、試しに焼酎にしてみた。

切った肉を鍋に加え、火にかける。



パラフィン紙で作った落とし蓋をかぶせ、とろ火で煮ていく
コンロの最も弱い火にしたが、若干強かったようでやや煮詰まりすぎた。


1時間弱で煮汁が少なくなり、そのまま冷やす。


冷えたら、固まった脂を取って保存容器へ。
明日の晩ごはんのおかずにしよう。