CBのクランクシャフト3点支持ベアリングですが、結構種類が有り「新品」を持って居ても、ケースに組み込めない事が多々あります。このCB95は、両サイド共「ボールベアリング」で外周にリング溝付き。
このCB92は、両サイド共「ニードルベアリング」でピンにて固定されてます。
DR側ベアリング(右)には、両サイドに銅材プレートがセットされてます。
CB95改(ケースは砂型)です、これはDR側は「ボールベアリング」を使用、左側は「ニードルベアリング」です。私の手元に有るケースに組み込まれた「クランクシャフト」だけでも「3タイプ」有ります。
新品「CB95クランクシャフト」ですが、左側のニードルベアリングの「外径:57mm」です、上記「3タイプ」のベアリング外径は「55mm」ですので・・・・????。
左側のベアリング受け寸法は「2種類」有ると言う事です、この辺の仕様遍歴を、パーツリストで検索するも要領を得ません。
説明記事には、「CB90(125cc)」をボアーアッパーした「CB95」と成ってます。
写真からは「125ccか150cc」は判明出来ませんが、「CB95」で有れば「150cc」であろう、いずれにしても市販前の「CB92・95」の開発車と想像が出来ます。
クランクケースRカバーから「ベンリーC90(125cc)」をベースにしてる様です、市販された「CB95」と比較するに、細々とした所の「部品」が異なって居り、興味深いですネ。
参考までに、これは「CB71」です、
同時期に開発されてた様です、これも市販はされず「幻のCB」です。
両機共、開発車で「機能面」での熟成度は達成されてはいないでしょうが、「機能美」的には魅力的で有ります。