元気印

毎日元気に過ごす私の出来事

ネパール旅行その5

2009-01-24 14:21:51 | 旅行
今日は国内線でカトマンズに戻ります。
国内線出口の様子です。ほんとに粗末でしょう。
後の金網を出ると、ポーターがたむろしてるのです。
少しでも荷物を任せると1000円要求されるそうです。
ほんの、1,2分なんですが。。。1000円なら、何日間も家族が養えるのでしょう。

  

野良犬はとてもおとなしく、利口ですが、みなやせ細り、観光客に悲しい目で餌をねだります。丁度飛行機で配られるクッキーがあるので、与えました。
犬達も、その事を知っているようです。


サードを思い出し、その子の生まれ育つ境遇は人間も犬も選べないのですね。

日本で、そして私で良かった。

世界遺産の観光です。
ヒンズー教のシバ神を祭るパシュパテナート寺院。
インド大陸4大シバ神でヒンズー教徒の憧れの地。
ここで、死んだ時、火葬されるのが夢だそうですが、私にはショックでした。

猿がたむろしてるうちはいいのですが。。。。あちこちに煙が立ってるのが、遺体を焼いているのです。

パグマティ川に面した河岸にガードと言うコンクリートの火葬台があり、薪をキャンプファイヤーのように重ね遺体を置きバターや、油をかけ4時間ぐらいで、灰になるそうです。そしたら川に流します。(水葬)
こげた薪は、関係ない人がひらって行くのです。
黄色の布に巻かれ、順番を待つ遺体もありました。
寺の裏には、死期の近づいた人の宿泊所があるそうです。

寺院はヒンズー教の人しか入れません。


    この橋の川上のガードは身分の高い人が使い、川下のガードは普通の信者が使うそうです。


寄付?を待つ人

匂いとショックを受けながら、次ぎの世界遺産へ移動。町はゴミだらけ。
掃除をしてる商店の人は見かけるのですが、掃き集めても、まとめるだけでチリとリで取らないのです。
そして又車が巻き上げるのです。



ネパール最大の仏塔を持つポダナート寺院。四方の目は知恵の目そしてその上には第3の目、鼻の位置には調和を表すネパール文字の1.

  

五体倒置でのお参りされる人の手には、カンズメの缶がくくられてました。



花壇の前で祈る姿も。


曼荼羅絵図を描く学校?にも入り繊細な絵を見ました。


モンキーテンプルと言われるカスタマンダブ寺院の階段には、肢体不自由の人がたくさん、物乞いをしてます。帰国してから知人に話すと、子供の頃、物乞いをさせるために、親がそうした人もいると聞きショックでした。
この寺は正面からは撮影禁止

      

昼食はネパールそば、信州で修行された方の経営で、ANAの本に掲載されてました。
美味しくホットしました。


午後は一本の沙羅双樹の木から作られたと言うネパール最古の寺、旧王宮
クマリの館などの見学。
丁度衛兵の交代式に出会いました。

      

クマリは女神の化身としてこの館で成長します。3歳から初潮の始まるまでの間、神様として育てられ、この館から、お祭りの時、神輿にのり、年間1~2度外出出来るだけだそうです。いろんな会議で、人選するそうです。

  中庭では、クマリに関係する人が食事をしてましたが、新聞紙じかに食べ物を載せ、手で楽しそうに会話を楽しみながら食してました。

何代目かのクマリ

最後の晩餐は民族舞踊をみながら、インド料理です。
      楽しい夜もこれでオシマイ。

飛行場に向う町は、灯りも乏しく、空港にはやせ細った犬達が見送ってくれました。

カトマンズ22:50発
機内食がすぐに出ましたが、インド料理で満腹.
 

少しうつらうつらしてると、香港 5時間待ち、ゲートを調べ、ソファーを確保して、のんびり待ち。
又機内食。これはみんな、美味しかったと話します。


さ~関空に着きました。美しかったヒマラヤ山脈、青い空。
素敵なホテル。  でも、市民生活や信仰など、考えさせられることが多かった旅です。


コメント (2)
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