チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「藤田嗣治」展 東京都美術館@上野駅

2018-09-11 22:00:00 | 2018 美術館 博物館

ランチをしたチビクロわ、
上野駅へと向かったですにゃ。

「没後50年藤田嗣治展」
東京都美術館


引用しますにゃ。
「エコール・ド・パリの寵児となり
人生のおよそ半分をフランスで
過ごした日本人画家・藤田嗣治の
大規模回顧展。
様式の変化を追いながら、
画業の全貌を俯瞰できる。」

構成
Ⅰ原風景 家族と風景
Ⅱはじまりのパリ 第一次世界大戦をはさんで
Ⅲ1920年代の自画像と肖像 時代をまとうひとの姿
Ⅳ乳白色の裸婦の時代
Ⅴ1930年代旅する画家 北米・中南米・アジア
Ⅵ-1歴史に直面する 二度の大戦との遭遇
Ⅵ-2歴史に直面する 作戦記録画へ
Ⅶ戦後の20年 東京・ニューヨーク・パリ
Ⅷカトリックへの道行き

チビクロの感想ですにゃ。
フジタが描くパリの景色や
フランスでの暮らしぶりの分かる絵を
見ていると、フランスに
行ってみたくなるですにゃ。

油彩画なのに、独自の技法だから、
日本の筆で、線を引き、
どこか東洋的な雰囲気がする作風わ、
魅力的だし、フジタにしかない
ものだと思うですにゃ。

フジタの描く表情豊かな猫や
擬人化された動物達や
子供たちの絵もかわいいだけでない、
変顔いっぱいで
キャラクーがいいと思うですにゃ。

とても同じ人が描いたと
思えないような、
戦争記録画が、その報道写真的な内容と、
大画面での構図、構成に
驚いたですにゃ。
展示されていた絵のうち2点が
米国からの無期限貸与作品でしたにゃ。

晩年のキリスト教の絵わ、
まるで中世に描かれた教会画のように
神々しさを感じたですにゃ。

海外から来ている作品や
プライベートコレクションも
多いから、貴重な機会ですにゃ。

素晴しい作品達を鑑賞できて
ありがとうございますにゃ。



本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「ルーヴル美術館展」国立新美術館 @六本木駅

2018-09-05 20:00:00 | 2018 美術館 博物館

チビクロわ、
六本木にきているですにゃ。
もうすぐ、会期終了だから、
混んでるかなと
心配してきたですにゃ。

*この美術展わ、終了していますにゃ。
「ルーヴル美術館展 
肖像芸術-人は、人をどう表現してきたか」
新国立美術館


チビクロが気になった作品を
ご紹介するですにゃ。

ブルボン公爵夫人、次いで
ブーローニュおよびオーヴェルニュ
伯爵夫人 ジャンヌ・ド・ブルボン
=ヴァンドーム
こちらわ、墓碑の一部になる彫刻なのだけど、トランジという腐敗屍骸像と
いうそうですにゃ。
死後腐敗して、内臓が出て、
虫まで、たかっているのですにゃ。
故人が天国で良く暮らせるために、
作られるそうなのだけど、
なかなか、
スゴイインパクト大ですにゃ。
立像だし。
西洋、キリスト教文化の1つ
ですかにゃ。
まさかのマニアックな彫像ですにゃ。
小池寿子氏の本を前に読んだ時に
こういう彫像があることを知って
今回見ることができて、
貴重な機会でしたにゃ。

パンジーの婦人 

亡くなった人を偲んでの作品ですにゃ。
ご婦人が持っている布に
忘れないよという
メッセージが
表されているそうですにゃ。
中世特有の表現が奥ゆかしい感じで
好きなのですにゃ。
美しい真珠、指輪、ペンダントの
宝石類が、彼女が裕福な階級だった
ことを思わせますにゃ。
背景にたくさん描かれた
パンジーの花の意味にわ、
忘れない、いう意味が
あるそうですにゃ。
小さな作品だし、
フランスの逸名画家によるもの
だから、一期一会の出会いですにゃ。



他にも、素晴しい作品がたくさんで
さすがルーヴル美術館ですにゃ。
フランスからはるばるきてくれて
ありがとですにゃ。
素晴しい芸術を見ることができて
ありがとうございますにゃなのだ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「チームラボボーダレスお台場」@青海駅

2018-07-11 21:00:00 | 2018 美術館 博物館

ランチしたチビクロわ、
銀座駅で下車し、
ゆりかもめ線へと
乗りこんだのだにゃ。

チームラボボーダレスお台場

ウェブより抜粋しましたにゃ。
「さまよい、探索し、発見する。
境界なく繋がっていくひとつの世界」

「アートは、
部屋から出て移動し始め、
他の作品とコミュニケーションし、
他の作品と境界がなく、
時には混ざり合う。
そのような作品群による
境界のない1つの世界、
チームラボボーダレス。」

「境界のないアートに自らの
身体を没入させ、
作品群からできた世界を自らの身体で探索し、他者と共に新しい体験を
創り出していきます。」

「520台のコンピューター、
470台のプロジェクター、
10000ⅿ²の圧倒的なスケール感と
複雑で立体的空間が特徴の世界に、
類の見ない全く新しい世界です。」

チビクロわ、
ネットでQRコードの前売り券を
購入したですにゃ。
前売り券が売り切れると
現地での当日券の販売が
なくなるので、ご注意ですにゃ。


今回もチームラボの世界観わ、
素晴らしかったと思うのだけど
チビクロわ、
気がついたのだ。
暗いところと、閉塞空間が
苦手だったのですにゃ。
そして、人混みですにゃ。
空間に没入するまえに
おぼれたみたいなものですにゃ。

それでも、少しわ、
お写真をとることができたので、
ご紹介ですにゃ。




















SFみたいに、
花は、ホログラムで鑑賞する時代が
くるかもですにゃ。
電脳化して、首にプラグを差し込んで
インターネットに接続して、
バーチャル体験をすることも
現実的ですにゃ。
あ、もはやプラグレス…
それわ、否定的な意味でわなくて
時代の流れですにゃ。
縄文時代の文化があり、
ルネサンス、産業革命、
技術革新の流れ、
全てわ、地球の文明の一つですにゃ。

アートとの会話わ、
自分だけの内省の時間、
没入をさまたげたのわ、
暗闇や閉塞空間への恐怖だけでなく、
他者と分かち合う体験への
微かな違和感だったのかも
しれないですにゃ。
でも、チームラボの作品は、 好きだし、少しでも その世界観を知ることができたので、 行ってみて良かったと思うですにゃ。 ヘタレがばれたチビクロですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「ミケランジェロと理想の身体」国立西洋美術館@上野駅

2018-07-08 22:00:00 | 2018 美術館 博物館

ランチをしたチビクロわ、
上野に向かったですにゃ。


「ミケランジェロと理想の身体」展
国立西洋美術館

イタリア・ルネサンスの巨匠、
ミケランジェロわ、
苗字難しいですにゃ。
ミケランジェロ・ブオナローティ
(1475-1564)

世界に40点しか現存しないという
ミケランジェロの大理石彫刻から
傑作2点が初来日というですにゃ。

構成
Ⅰ人間の時代-
美の規範、古代からルネサンスへ
Ⅰ-1子供と青年の美
Ⅰ-2顔の完成
Ⅰ-3アスリートと戦士
Ⅰ-4神々と英雄
Ⅱミケランジェロと男性美の理想
Ⅲ伝説上のミケランジェロ

チビクロ今回気になったのわ、
次の作品なのですにゃ。
6.スケッジャ(ジョバンニ・ディ・セル・ジョバンニ・グィーディ)
遊ぶ幼児たち
1450-70年

15世紀くらいの作品特有の表現が
不器用にも愛らしいし、
原っぱの植物もかわいいと
思うですにゃ。
腹筋が、割れてる幼児て
おもしろいしにゃ。
あと、家に帰ってから調べたら
この画家の人、
マザッチョの弟なんだそうですにゃ。
もうひとつの作品
「スザンナ伝」わ、なんと
セイビ所蔵だったのにわ、
驚きなのですにゃ。
個人のコレクションだから、
これから先に見ることわ、
まずないと思うし、
ググってもあがってこなかった
預託されてる、
モレッティ・ファイン・アート・
リミテッドって、謎だなと
思ったですにゃ。
調べてる最中に、モレッティっていう
イタリアビールの会社を知って
飲めないチビクロなのに、
アマゾンで、ポチりそうになって
いたのですにゃ。

今回やっぱり押さえておきたいのわ、
あの2点ですにゃ。
ミケランジェロ
初期の傑作《若き洗礼者ヨハネ》と
壮年期の傑作《ダヴィデ=アポロ》
ですにゃ。



こちらわ、撮影が許されている
作品ですにゃ。
《ラオコーン》
ヴィンチェッソ・デ・ロッシ




チラシより、引用するですにゃ。
「ミケランジェロは、
生前から、ヨーロッパ中で名を
知られた天才だった。
古代の伝統を吸収し、肉感ある
動きと感情表現を取り入れた
ミケランジェロ独自の様式は、
古代から追求され続けた理想の身体の到達点として、当時から
多くの芸術に影響を与えた。」略

やっぱり、実際目にして
鑑賞できる機会って
すばらしいですにゃ。

展示作品から
フィレンツェの街の雰囲気
感じたような気がした
ですにゃ。

素晴しい
イタリアの芸術鑑賞することができ、
ありがとうございますにゃ。


本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「藤田嗣治 本の仕事」展 目黒区美術館@目黒駅

2018-06-20 21:00:00 | 2018 美術館 博物館

チビクロわ、目黒区美術館で
開催中の展覧会に行きましたにゃ。

*この展覧会わ、終了していますにゃ。
「没後50年 藤田嗣治 本の仕事
文字を装う絵の世界」

フジタが挿絵を描き、フランスで
出版された本や、
友人に送った絵入りのお手紙とか、
フジタ愛用の旅トランクとか
創作した陶器や家具など
フジタにまつわる作品が
たくさん展示されていたですにゃ。

GHQの職員として
日本をおとずれていた
フランク・シャーマンわ、
本人とも交流があったそうで
そのコレクションわ、
目黒区美術館に寄贈されましたにゃ。
シャーマンわ、
フジタの作品のファンだった
みたいで、
フジタに会った時の印象を次のように
文にしてましたにゃ。
紹介しますにゃ。
一部抜粋
「絵画に対するフジタの態度は、
一貫して、誠実そのものであり、
その厳しさにおいては、戒律を
前にした修道僧といえども
足元におよばない。」

チビクロわ、やっぱり
ぬいぐるみの黒猫だから、
猫の木版画や水彩画がたくさん
あったのわ、かなり、
うれしかったですにゃ。


フジタに関する貴重なコレクションを
見ることができ、
ありがとうございますにゃ。

今年わ、
東京都美術館でも
藤田嗣治の回顧展が行われるので
楽しみだし、絶対に行こうと
思っているですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。