チビクロわ、読書しましたにゃ。


チビクロの平たい顔の断面を
「騙る」(かたる)黒川博行
文藝春秋

大物彫刻家が、遺した縮小模型、
素人の、蔵に眠っていた重文級屏風など
をめぐって、
こてこての関西弁で
古美術業界のカモる、カモられを
描くエンターテインメント文学
ですにゃ。
まるでタヌキとキツネのばかしあいで
面白おかしく読むことができますにゃ。
美術品に興味のある方なら
短編集なので、さくっと読めますにゃ。
表紙の絵わ、奥様の黒川雅子さんの
日本画の作品ですにゃ。
小説の内容と絵わ、
たぶんつながりがないのわ、
ひみつですにゃ。

チビクロの平たい顔の断面を
ご覧くださいですにゃ。

チビクロも
このお菓子大好きなのですにゃ。
やっぱ、粒あんですにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。