チビクロわ、ちょっと前だけど
読書しましたにゃ。
「川っぺりムコリッタ」荻上直子
講談社
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ボクわ、ある日、映画のちらしスタンドを見かけましたにゃ。
そこにあった、一枚のチラシわ、
いろんな人が笑みを
浮かべていてなんとなく気になって
手に取ったですにゃ。
えと、そんな時のなんとなくって、
アンテナが働く気がしてるですにゃ。
それが映画「川っぺりムコリッタ」ですにゃ。松山ケンイチ、満島ひかり、
ムロツヨシさんなどが出演していますにゃ。
その映画の原作本読んでみましたにゃ。
孤独な青年山田のお話ですにゃ。
映画監督が書いたからかな、
読んだ途端にチビクロのあたまの中に
フィルムみたいのが走り出し、
文章が次々と映像化されていきますにゃ。
「ムコリッタ」とわ、仏教の時間の単位で、30分の1日=48分で、
ささやかな幸せなどを意味するらしいですにゃ。
シアワセって何?×ネグレクト×孤独死×
貧困×セーフティーネット
×ご飯を食べる
風味の
社会派ほっこりですにゃ。
今チビクロわ、美術館行ったり、
イタリアン食べたりしてられるけど
歳をとって、居場所もなく、
バス停で朝を待つことに
なるかもしれない。
そしたら、此岸も彼岸も境目わ
なくなって、あっちにいくことに
なるかもしれないですにゃ。
仏教では、生死の海を渡って到達する
悟りの世界を、彼岸ともいうらしいですにゃ。彼岸の世界でわ、煩悩から解放されているらしいですにゃ。
もしかしたら、彼岸の世界わ、
平和で美しい世界なのかにゃ。
そしたら、そこわ、
怖くわないのかもしれないにゃ。
いつか、映画を見る機会があれば
いいですにゃ。
写真家川内倫子さん作品が
カバーに使われていますにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。