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チビクロわ、読書しましたにゃ。
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「怪しい店」有栖川有栖
角川書店
2014年刊
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毎日暑い日が続いて夏バテのチビクロですにゃ。ボクわ、ぬいぐるみの黒猫なので、熱を吸収しやすいタイプなのですにゃ。
こんな時わ、安定のおもしろさで、
外さない〈火村シリーズ〉を選びますにゃ。優れたミステリわ、読書の喜びで、
満ち足りた気持ちになりますにゃ。
推理作家有栖川有栖と犯罪学者火村英生のコンビが活躍する火村シリーズですにゃ。
短編集というのもよきかなですにゃ。
長編小説わ、
時に根気がいりますからにゃ。
チビクロわ、
「ショーウインドウを砕く」を
気にいりましたにゃ。
サイコパス的犯人目線で書かれていて、
この場合のサイコパスとわ、犯罪を犯してもなんとも思わない性質という意味なのだけど、犯罪者から見た火村先生に
ついて記述がありますにゃ。
極めて興味深いですにゃ。
その場面を読んでいて、連想したのわ、
ニーチェの言葉ですにゃ。
〈怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、気をつけねばならない。深淵を覗き込む時、
その深淵もこちらを見つめているのだ。〉
引用の引用で知ったかぶりのチビクロですにゃ。たまにわ、カッコつけたいですにゃ。
火村先生わ、犯罪被害者で、
犯罪を強く憎んでいるらしいことわ、
また別のお話なのですにゃ。
有栖川有栖の作品わ、おもしろいのに、
チビクロわ、今年になるまで読んだこと
なかったなんて、読書の嗅覚を磨かないといけませんですにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。