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箱根駅伝2016

2016年01月03日 | あれこれ日記
毎年いろんなドラマが展開される箱根駅伝。
青山学院大学の強さはズバ抜けていて、往路はすべての区間で1位通過。それぞれの大学で精鋭たちを揃えている中、23年ぶりの快挙。
そして、復路も完全独走。このまま復路も1位で2年連続総合優勝の上、全区間で1位の完全優勝は39年ぶりだそうだ。すごいとしか言いようがない。

一方では、わずか600メートルを残してたすきをつなぐことができなかったチームもある。上武大学だ。
7区の選手が、チームの黒いたすきを必死に握っては、何度も倒れそうになり、それでも首を左右に振りながら最後まで走った。しかし彼が中継所に到着した時、たすきをつなぐはずの選手はいなかった。

箱根駅伝は、トップの選手が中継所を経過してから10分(復路は全体で20分)を超えると、そこでも繰り上げスタートとなってしまうという厳しいルール。青学が記録的なタイムで走っていることで、たすきをつなげなかったチームが今年は多かったように思う。

10区一斉繰り上げスタートの直後

中でも画面一番右の神奈川大学は、たすきを持って走ってくる9区の選手からたすきを受け取る目前で繰り上げスタートになってしまった。このシーンはいつ見ても胸が痛む。

今年も感動をくれた箱根駅伝。
この日のために一年間苦しい練習に耐えて、大会に臨んだ選手全員に拍手を送りたいです。