文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

組版タグコンバータ環境 (5) Wordから写研データからxmlへ

2007-05-01 20:40:31 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007-5-1
 一般文書を作成する環境としては、Wordが最も選択されています。特に官公庁や学校、一般企業、医薬品関連等での普及率は抜群です。
 現在、WordからXMLを切り出して、㈱モリサワのMCB2への変換には、当社も開発に参画している「B2-WORDXML」が最適です。特に、
(1) 大手出版社の「文芸書版」では、見出や本文上での複合ルビなどの対処が出来ており、かつ国内の出版業界での標準化したXML規格とされているjepax対応で す。
(2) 数式を含む(標準的なTEX文書→word変換も含む)Mathtypeで入力された数式を、1:1で㈱モリサワMCB2に変換が出来ます。このケースではWordからXML及びMathtypeデータを切り出しXML化します。次いでMCB2へXMLを介して1:1で貼り付けられます。この機能は数式を文字通り1:1で変換しますので、多様な利用方法が可能です。

 さらに古いデータとしては、写研のデータからの取り込みがあります。
この場合でも、写研のデータ制御やコマンドを、XMLを介してMCB2のスタイル・テンプレートをダイレクトに変換を致します。その結果として、写研の組版結果が
条件が揃えば、ほぼそのままMcb2上でプレビューアができます。

 さらに、WORDからの取り込みと同様に、写研のデータも本文がほぼプレーンな状態のデータとして切り出されるだけでなく、MCB2から逆にXML出力させることで最善のXMLデータとして運用が可能となります。