文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

創業140年 どら焼きが評判 日本橋小舟町の清寿軒

2007-05-18 21:37:40 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-18
 5月12日に、神田祭の山車の列のうしろを見学して、歩きながら文字通り発見した老舗です。
 
 店頭では休みの日らしく、訪ねるととても親切に相対を頂きました。
家族3人分として、どら焼きを3ヶ購入しましたが、540円でした。
後ほど、休憩地の公園で、頂きましたが、私どもの知っているどら焼きとはまったく異なり、大きな1枚の生地にあんこをたっぷりとのせて、そのまま2つ折りにした感じのどら焼きです。
 しっとりと薄味で、小豆の味がとても強く感じられ美味しいの一言です。
昔ながらの味を、ともかく一生懸命守って今に至った感じの老舗でした。
 派手な売り方をせず、1日の製造数が売り切れたらお仕舞いという商法なのでしょうか。
 殆どこのどら焼だけで商売をされているのでしょうか。
頂いたパンフレットでは、文久元年創業。江戸から伝わる手法と感性が生きる……
「1861年現場所で創業。初代店主・澤村清造の味と技術を継承し、140年以上にわたり多くの方々にしたしあmれてきました。現在は7代目が引き継いでいます
 昔ながらの手間暇をかけて作りあげる、手作りの当店の和菓子は機械では作り出せない繊細な風味を引き出しています。
 とあります

 写真は「神田祭」の一こま。武者行進と、小さくしっかりとかまえている清寿軒

 
 清寿軒 東京都中央区日本橋小舟町9-16 03-3661-0940 fax 03-3661-0930
 



あんみつ、くず餅の素材を店頭で製造・販売する福尾商店

2007-05-18 21:11:18 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-18
 東京・JR神田駅直ぐそばにある福尾商店は、60年以上の歴史ある食品製造・卸・小売店です。
 5-17夕方に誓うに行きましたので、よらせて頂き、家族3人分の抹茶あんみつを購入しました。この”抹茶あんみつ”少ししか作れず、運がよいと別のお客から
推奨されたものです
 持ち帰って早速食しましたが、昔と変わらずとても柔らかく甘すぎもせず、しっかりと味が出ていて、おいしく安心して食べることが出来ました。

 かって55年以上前、ここの娘さんとは近くの神田小学校で同級生でしたので、どうされたかと聞きましたが、ピカ一美人とあって、今は浦和の方で静かに住まっているとのことで、残念ながらお会い出来ませんでした。ご兄弟の息子さんとのこと
 この神田須田町1丁目付近は、戦災で焼けなかった地区でしたので、この福尾さんのところを含めて、戦争直後の、あるいは戦前の建物がそのまま現在も使われている希有な箇所でもあります。
 当方の自宅は戦災で丸焼けに、ちなみに大正12年の震災でも焼いています。
 神田も久しぶりで、あちこちと廻りながら帰宅しました。


  有限会社 福尾商店 あんみつ ところてん くず餅 製造・卸・小売り
 千代田区神田須田町1-34 03-3251-1635(Tel & Fax)


生業(なりわい)と工業簿記の狭間で何をなすべきか (2)

2007-05-18 20:40:03 | 業務標準化は工業簿記で単品管理から
2007-5-18
 日本と欧米の中小・零細企業のあり方で違うところは明確です。それは遊牧民族としての成り立ちから浮かび上がってくるハンテイング型の企業組織と、地域には張り付いて、稲造りに精を出してきた農耕民族型で、どちらかというと受け身型の生活スタイルから出る違いだと考えられます。
 いま、受注産業というと典型的には土木・建築業及び印刷産業を連想出来ます。
しかし、受け身ですので、今仕事があっても明日はどうなるか分からないという不安定な生活スタイルとなってしまいます(従ってそれを安定させる手段としての談合社会が形成される)。

 これは起案者とそれを支援すると同時に制作者を探してきて造らせる、それを結び付ける商社・出版社等が完全に分離した社会構造が前提にあります。
 しかしIT技術とは、それをあたかも1人の中で起承転結をまとめてしてしまうような構造をパソコン等を介して提案しています。

 間違いなく、受注産業という形態はどんどん縮小して行かざるを得ないと考えています。
 特に印刷産業野ケースで言えば、出版者との関係が最悪の状況におしなべてなってきています。
 1 まず、著作権者としての作家がいます
 2 著作者の出版権を委託され、版権管理者としての出版者があります。
 3 受注産業者たる印刷会社は、本来製造権を有しますが、かってアナログ印刷が主流の時は、製造権を印刷版の管理というレベルで有していた時期が長く続いていました。
 しかし、いま、製造権すら出版者から要求されて、版下あるいは中間フアイルまで、引き渡さなくてはならなくなっています。
 結果として、対等な立場ではなく、一気に下請、しかも自動車会社のパーツを造るレベルの会社としての位置付けと考えられています。

 ここで言えることは、早急に欧米型の自立したハンテイング能力のある組織体に変身を遂げることの必要性が高いと考えられます 
 

生業(なりわい)と、工業簿記 & IT技術の狭間で落ち込みが

2007-05-18 18:36:39 | 業務標準化は工業簿記で単品管理から
2007-5-18
 現在、日本のものつくりの原点である農業技術の生成と現状を多面的に分析を行っています。農業技術こそ日本のものつくりの原風景であり、原点であることに間違いはないと思います。

 日本の例えば印刷企業の実に98%は100名以下の中小・零細企業です
しかもその殆どが生業(なりわい)で成立しているとされています。

 その生業(なりわい)的な経営管理手法の一つとして、どんぶり勘定という捉え方があります。
 どんぶりにどんどん水を注いでいくと、ある段階でどんぶりから一斉に水があふれ出す状態となります、その状態を経営管理上で管理すると言う捉え方です
 かなり、大雑把な取らえ方ですが、そこでの数値は単純ですが結果はかなり明快です。
 例えば、印刷であれば何版以上、何枚以上印刷したか。で利益状況を知る。
田んぼでお米が何俵取れたかで、儲けがどれだけ出たのかを知る。
 途中の経過的なデータは飛ばして、最終結果を物量で掴んで、まあ言えることは
どんぶりからあふれ出した部分が儲けなのだと判断する方法です。
 先祖から受け継いで何年も何十回も同じ経過を繰り返しすれば、当然成立する考え方でした。

 いま、この方法で経営を行ってきている組織体全体が、とても奥の深いやみに
突っ込んでしまって抜け出せなくなってしまっています。

 時代変化が早く、生産手段が多様化して、かつ短時間で一気に変わり、同じ生産物を造るテクニックで、製造コストに雲泥の差が生じてしまっている、また消費者の意識も変わりが早く、的確に市場対応製品を生み出せない。

 その結果として
代表的な生業(なりわい)産業と見なされる2つの業務形態から
 印刷業界も、農業も同様に混迷を深めています。
企業的な標準化した、工業簿記をベースとした経営スタンスの再構築を求められています。


トヨタ自動車のハイブリット戦略に関して疑問があります

2007-05-18 18:08:22 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2007-5-18
 トヨタ自動車が、全世界への自動車製造企業として、かってない規模で事業展開を進め、既に世界一であると言われ出してかなり時間が経過しています。
 今の時点で、実質的に自動車産業に関して世界一の企業に成長したことはすばらしく、さすがとしか言えません。
 本年度実質的な売上高が22兆円、営業利益が2兆円を突破しています。

 このトヨタ自動車の業務展開で一つ大変気になることが生じていると考えています。それはハイブリット戦略そのものです。

 たしかにハイブリット戦略は、環境に配慮したものつくりのあり方として、燃料や排出物を限界にまで減らしてきているという主張は良く分かります。
 しかし、良く観察すると、トヨタのハイブリット戦略は、値段の高い高級乗用車やRV系統の車を売るための戦略とした位置付けされていませんか。
 そこがひとつのポイントです。
 本来、燃料削減を図るのであれば台数が圧倒的に多い小型車や軽自動車の燃料消費絶対量を減らすための道具であるべきではないでしょうか?
 少数の高級車の燃費を減らしても、地球環境を守る上での貢献度は期待出来ないのではないでしょうか
 
 さらに問題なのは、トヨタ自動車のハイブリット戦略に巻き込まれてしまって、本来の究極の燃料である「水素」系の自動車の開発が、軒並みに遅れてしまっているように見えるのですが、如何でしょうか。
 当然、各種の水素燃料関連のインフラも遅れます

 肝心の「水素燃料」等による真の「温暖化対策」へのマイナスの影響が心配されませんか。
 そこに、この前のBROGで記載しました画期的な三菱 i-MiEV「電気自動車」の販売開始に対して、陰に陽に影響が及ぶのではないかと心配しているわけです。
 この電気自動車の分野こそが日本の「温暖化対策」の切り札になると確信出来るだけに、心配なわけです。


 




三菱自動車の画期的電機自動車 i-MiEVの凄さと革命的な事態

2007-05-18 17:48:42 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2007-5-18
 今週のベストカー6.10日号p62-64Pageの記事。テリー伊藤氏の報告では感激しました。と同時に、どうなるのかと深刻な不安を感じております。
 内容は、公道を走れる電気自動車(正に真の)の試乗記事なのですが、読むほどに驚きの内容です。現状で家庭用電源12時間充電(備えつけの急速充電で20分)で150km走行可能。100km以上のスピード可能(2年後販売開始予定時点で200km-8時間)
とのことです。三菱のiという軽自動車をそのまま利用出来るので、現時点で商品化ほぼ完了とのこと。
 革新性は、まず充電コストが家庭電源で1日30円程度で済むことです。走りはテリー伊藤氏は、走りが最高で、どのハイブリットよりも良いとの評価を下しています。当方も、これなら今から予約を入れておきたい気分です。

 でも、不安です。とても環境に良く、燃費が1日30円でしかも200KMも走れて
値段も200万円以下とは凄すぎて、いまの日本の産業政策上から販売までに、各種の横やりが入らなければよいがなとの部分があるからです。

 本当にこれだけの車が200万円以下の値段で、国内で販売が開始されますと、車市場、特にハイブリット自動車の市場に、あまりに影響が大きすぎて、期待半分心配半分という気持です。障害をうまく乗り越えて国民の立場でしっかりと販売供給をお願いしたいところです。
 エンジンが電機モーターとなるわけですから、背後に強力な電機メーカーとの提携が必要でしょうし、どうして三菱だけが個々まで造り得たのか、あるいは発表出来るのかが疑問となってきます。




初日の神田祭りを、山車を追っかけました

2007-05-18 16:49:04 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-13
 妻と息子の3人で、都内の3大祭りの一つ「神田祭り」を、中央区の両国の橋の近くをスタートとして、水天宮から三越前→神田駅までを、一緒に歩いて”追いかけ”て見学して参りました。
 浅草橋の近くで昼の休憩中から始まって、水天宮を経て三越前までは、とてものどかで、三々五々の感じで、山車や本物の馬群と侍達を引き連れて、引き回されていましたが、三越前で突然、とんでもない数の参観者が出現し、大規模なイベントに変わってしまいました。
 日本橋の三越や高島屋などのデパート等への買い物客が、一斉に駆けつけた結果
でしょうか。
 それまでは、町内を巡る中で三々五々と行列に加わる形で、どんどん大きな流れとなり、特に今年からのイベントとして、大ナマズを上から押さえ込んでいる要石新たな山車として登場。それを子ども達が引いて歩いているのがお祭りらしくて好評に。さらに鬼退治された巨大な鬼の首も山車に加わって盛り上がっていました。
 いずれも三越前で子ども達が交代する式を行ったことで、余計に時間が経過して、それが新たな観客を呼び込んでと言う流れでした
「神田祭」も、今年からはいろりろな趣向を加えていって、盛りあげていこうという考えのようです。
 中央区や千代田区の町単位を、山車を中心に町会単位で引き回して歩くという本来の趣旨に加えて、エンターテイメントとして、地域振興に役立てようと言う趣旨と理解しました。
 かってからの、多様な問屋街単位が「神田明神」の氏子達が中心であった今までのあり方から、東京都全体へ、お祭りをアピールする姿勢と理解しました。
 たしかに、町内会単位では商店や問屋街には人の姿もまばらで元気が出ません。
氏子も少なくなっているのでしょうか。でも翌日は各町内会単位で担がれる御神輿が「神田明神」に最後に集合するところはとても凄いと聞いています。それは、次回来年に見学に行くつもりです。 結構、歩かされました。
 最後は、JR神田駅の真下にある「肉の万世神田店」で鉄板焼きを食して、帰宅しました。この店はほぼ30年振りです。良く万世橋の本店に行きますが、ここの鉄板焼きは、とても美味しいのですが危険です。火傷するくらいアブラが飛び散ります。本店では味わえなくなった「アブラ飛び散る鉄板焼き」を久しぶりに賞味できて満足です。

 

九段下牛ヶ淵の水辺は最良の環境を維持しています

2007-05-18 16:10:11 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-5-17
 東京都千代田区皇居外堀の一角、九段下の「牛ヶ淵」の濠を見てきました。
とても水質が良く、沈水、浮揚水草共に豊富ですばらしい環境を、今年も維持出来ているようです。
 この濠では個々数年、3番のカイツブリが繁殖をしています。今回は2番が確認出来ましたので、多分3番とも繁殖中のようです。別にオオバンも営巣している筈ですが確認は出来ませんでした。
 カイツブリの甲高い鳴き声をしっかりと聞けて、とても幸せな気分になりました。なお、いつも冬期の観察場所としてい他千代田区役所庁舎が立て直すのか、解体準備中でした。
 また、この牛ヶ淵の下流域にあたる清水濠は、水面が一面灰色で染まり、とても水質の悪化が進んで、どうしょうもないという感じを受けています