本多劇場の年末公演は、ナイロン100℃ケラの「消失」でした。いや、なんとも重苦しいテーマでした。11年ぶりの再演ということですが、最近の世界情勢 テロ多発ということを考えると、この戯曲の状況が、当時よりはるかに身近に感じられ、重苦しさを増します。3時間という公演時間 観ているこちらも疲れましたが、初演は、なんと休憩なしだったとのこと。いや、想像するだけできつい。出演は、初演メンバーの大倉 みのすけ 犬山 三宅 松永という劇団員プラス客演の八嶋 みんな達者なメンバーなだけに、それゆえ、善人がもたらす悲劇という内容が重さを増す。疲れました