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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

やりきれない物語「ツインズ」

2015-12-28 18:46:40 | 日記
長塚圭史作「ツインズ」観てきました。ある一家の物語。舞台は、近未来なのでしょう。海辺に近いところに住まう一家。父親は死の床につき、家族を呼びよせます。兄弟(吉田鋼太郎 古田新太) 古田の娘が多部未華子。住み込んでいる遠縁にあたるらしい人物 中山祐一朗 お手伝いさん りょう 兄弟の甥 葉山奨之 その妻らしい人物 石橋けい。そして、彼らの双子の赤ちゃん。以上が登場人物です。約2時間 休憩なしのお芝居ですが、物語は不気味さを感じさせながら、淡々と進みます。途中、長塚戯曲らしい暴力的場面も登場します。ラスト いがみ合ったり 噛み合わないところのあった一家が、一体となったような場面で、物語は幕を閉じます。が、彼らに未来は見えません。