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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

落語三昧の日々 「春風亭小朝独演会 菊池寛が落語になる日 vol4」

2017-04-19 12:02:15 | 日記
今月は、落語会に通う日が続きます。昨夜は、紀伊國屋ホールでの「春風亭小朝独演会 菊池寛が落語になる日」の4回目です。第1回目は、仕事があって見逃してしまったのですが、以後は皆勤。毎回、レベルの高い落語を聴かせてくれます。
今回は、前半で「千両みかん」夏の暑い時分に、みかんが食べたくて病気になった大店の若旦那。安請け合いしたばかりに、みかんを探して東奔西走する番頭。みかん問屋の「万惣」若旦那 大旦那 そして番頭 価値観の違いが哀しくなる噺です。
後半は、菊池寛原作もの2席。「お見舞い」は、癌で入院した先輩を見舞いに行く、後輩落語家の話。人間を見る目の鋭さが光ります。「時の氏神」は、倦怠期を迎えた夫婦を、夫婦喧嘩した妻の妹が訪ねてくる話。オチが効いていて、いかにも落語的。こういう切れ味鋭い短編は、大好きです。次回公演は、9月とのこと。待ち遠しい限りです。