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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

喜劇王H・ロイドの作品から 「ロイドの要心無用」

2017-10-03 11:53:21 | 日記
渋谷のシネマヴェーラで開催中の「甦るニコニコ大会 KEATON&LLOYD&MORE」からH・ロイドの作品「ロイドの要心無用」観てきました。あの、あまりにも有名な時計台にぶら下がるシーンのある作品。数あるロイド作品の中でも、一番ヒットしたものということですが、分かるような気がします。
主人公のロイド青年 故郷にミルドレッドという恋人を残して都会へ。冒頭、恋人と一緒に登場するのですが、そのシチュエーションが、死刑台に送られると誤解させるもの、まず、笑いをとります。さて、ロイド青年 デパートで店員として働いていますが、決して有能というわけではない。むしろ、厳しい上司の下、今にも首になりそうな雰囲気。デパートで大奮闘中のロイド バーゲンに殺到するお客さんとの間に、幾つかギャグもあるのですが、そう大笑いするほどのものはなかった。ただ、面白いことは間違いない。
ラスト 警官に追われる友人に代わり、1階 2階とビルの壁面を上っていき、あの時計のシーンに辿り着きます。もちろん、どこかに仕掛けがあって撮っていることは分かるんですが、やはり、ハラハラドキドキ感は止まらない。あのシーン見るだけでも、一見の価値ある映画です。