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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

トム•ハンクス「幸せへのまわり道」

2020-09-03 10:10:30 | 日記
ヒューマントラストシネマ渋谷で上映中の「幸せへのまわり道」です。

アメリカでは、超有名な子供番組の司会者フレッド•ロジャースと
雑誌記者ロイド•ヴォーゲルの友情を描いた話。
ロイドが雑誌「エスクァイア」に寄稿した記事を基にした実話だそうです。

上司からの命で、フレッド•ロジャースの取材に来たロイド。
彼にとっては、あまり気の進まない取材。
子供番組の司会者として、子供たちに、生きるうえで必要な道徳などを説くフレッド。
一目見て、ロイドが私生活に問題を抱えていることを見抜いたフレッドは
取材を受けながら、逆にロイドの問題点に切り込んでいく。
彼の問題は、子供の頃、家族を捨てて出て行った父親のこと。
触れられたくないロイドは、逆に、フレッドの家庭について尋ねるが
彼は、かつて子供たちに問題があったことを淡々と話す。
やがて、ロイドに心境の変化が起こり、父親との問題について、
自ら立ち向かっていく。
というお話。

実話ということですから、フレッドのような方、ホントにいらっしゃるわけ。
感情のコントロールができて、常に穏やか。
他人の抱える問題も、我がことのように考え、解決策を見出していく。
アラ還を迎えた私ですが、こうした心境、とても無理です。