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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ケラ×緒川たまき 「ベイジルタウンの女神」

2020-09-25 09:55:05 | 日記
世田谷パブリックシアターで上演中の
「ベイジルタウンの女神」です。
なんと3時間半の作品。
正直、観劇前は気が重かったのですが、観ていると、グイグイ
引き込まれていった。
素晴らしい作品でした。

「ベイジルタウンの女神」
ケラと緒川たまきが立ち上げた新ユニットの旗揚げ作品。
「ベイジルタウン」というのは、貧しい人々が住む貧民街。
そこを再開発して、一儲けしようと企んだのが、
やり手女社長のマーガレット(緒川)
その土地を所有しているのが、マーガレットが子供の頃
メイドとして働いていたタチアナ(高田聖子)
悪気はないが、他人の気持ちを害してしまうのが、悪い癖の
マーガレット。
タチアナの土地を買収しようと交渉したが、話の成り行きから
土地を手に入れるため1か月ベイジルタウンで暮らすことになってしまう。
愛する婚約者のハットン(山内圭哉)の為、暮らすことを決意したマーガレット。
が、ハットンには違う思惑もある様子。
ベイジルタウンの住人たち(仲村トオル 水野美紀 温水洋一 犬山イヌコ 吉岡里帆ら)
と、軋轢を繰り返しながら、馴染んでいくマーガレット。
約束の1カ月が過ぎて•••

展開としては予想通りなのですが、作劇術の巧さは、さすがケラ。
出演メンバーも充実していて、楽しい3時間半でした。