プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宅間孝行&佐野和真「ぴえろ」

2022-10-16 10:55:06 | 日記
池袋サンシャイン劇場で、今日千秋楽を迎える「ぴえろ」です。
この時期恒例「タクフェス」の第10弾。
私も、もう7〜8年通っているでしょうか。
以前は、東京グローブ座などでも公演していたはずですが
このところ、サンシャイン劇場での公演です。
宅間孝行脚本•演出の「タクフェス」ですが
共演者も、鈴木紗理奈 モト冬樹 柴田理恵 ハマカーン•浜谷らが
レギュラーメンバーとして登場し、今回は、鈴木紗理奈がヒロインを務めます。
この公演、毎回、宅間らが登場する前説があるんですが、
そこで宅間が客席に「小学生は、いらっしゃいますか?」と質問する。
手を挙げたちびっ子に「誰のファン?」と訊くと
十中八九 答えは「モト冬樹」
何故なんでしょうか^_^

さて、物語は、蔵前にある寿司屋。
夜中、そこへ忍び込んだのが、間抜けなコソ泥コンビ。
沢木(宅間)とヤス(佐野)
が、待ち構えていたかのような家人に撃退され、気絶してしまう。
翌朝、気が付いた2人を待っていたのは、
「お帰り テル!」という垂れ幕。
どうやら、10年前まで、この店で働いていたテルという男に
沢木がそっくりらしい。
4日前、店の主人が急死した。
そのことを知ったテルが駆け付けてくれたものと、
娘の秋子(鈴木)や春子(三戸なつめ) さらには、近所の銭湯の主人夫婦(冬樹 柴田)は
勘違いしている様子。
仕方なくテルとその弟分として、店に居着くことになった2人。
実は、彼らの狙いは、時価1億円するという風鈴。
それを、この界隈の寿司屋で見かけたという情報を聞きつけ
盗みに入ったという理由。
そんな2人を探しに刑事(浜谷)や借金取りが現れて•••
というお話。

宅間さんの脚本は、手慣れていて、そつがありません。
2時間ちょいノンストップの作品。
今回は、タクフェスには珍しく、サスペンスの様相もあって楽しめました。