「ジンジャーとフレッド」

文芸座で上映された「ジンジャーとフレッド」です。
フェリーニ監督作品。
出演は、フェリーニ監督夫人のジュリエッタ•マシーニと
マルチェロ•マストロヤンニです。

ジンジャーとフレッドという芸名で
人気があった芸人コンビの
アメリアとピッポ。
もちろん、このコンビ名は
ジンジャー•ロジャースてフレッド•アステアに
あやかったもの。
30年ぶりに、クリスマス特番で共演することに
なった2人。
会うのも30年ぶり。
その間、すっかり様変わりしたテレビ界
2人が30年間も合わなかったのには
何か理由があったよう。
さらには、クリスマスを迎えたローマの喧騒。
こうしたものを描きながら、映画は進んでいきます。

芸人の久しぶりの再会という点では
ニール •サイモンの「サンシャイン•ボーイズ」
忘れられた、かつての人気芸人という点では
チャップリンの「ライムライト」
こうした名作の面影を感じさせる。

ラスト
電車に乗って家路に向かうアメリア
見送るピッポ
このシーンも、なかなか素敵でした。