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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

木村元彦「江藤慎一とその時代」

2023-08-19 11:28:39 | 日記
木村元彦さんの「江藤慎一とその時代」です。
1960年代 ONと打撃タイトルを争った
セ•リーグ中日ドラゴンズのスラッガー江藤慎一さんのお話。
中日の四番打者として活躍しながら
水原監督とソリが合わず、トレードに出されてしまう。
それが1969年のこと。
この時、私は小学校高学年。
一生懸命、長嶋さんや巨人を応援していた時代。
だから、江藤選手のことも、よく覚えています。
いかつい顔をした選手で、なにより豪快なスイング
迫力がありました。

改めて、本を読んでみると、野球に対する探究心が凄かったという。
そして、当時は、今は比べ物にならないくらい酷かった
暴力による指導を全否定していたそう。
子供の頃、思っていた江藤選手像とは違う世界が
本の中で、描かれていきます。

親友 張本選手との出会い
江夏豊との交流
懐かしい選手の名前が次々と出てきて
私が、野球に夢中だった頃を思いださせてくれる本でした。