プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

久々に寅さん 「浪花の恋の寅次郎」

2017-10-26 10:42:45 | 日記
BSで放送された「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」見ました。今回は、舞台は大阪。マドンナは松坂慶子でした。
瀬戸内海の島でお墓まいりをしているふみ(松坂)を見かけた寅さん。その場は名前を聞いただけで別れますが、その後、大阪で商売をしている時に、また出会います。彼女 芸者さん。さ、寅さんの恋の始まりです。彼女に生き別れの弟のいることを知った寅さん。早速2人で会いにいきます。ところが•••
寅さんが居続ける安宿の主人が芦屋雁之助 常連客が笑福亭松鶴 姐さん芸者がかしまし娘と、なんとも色濃いメンバーがゲスト出演。いつもと一味違った寅さん。ラストも、ふみが結婚の報告に柴又に来ると、自分を訪ねて来たと思い、有頂天だった寅さん「オレの気持ちにもなってくれよ」と、珍しくさくらに愚痴ります。まだまだ現役の寅さんでした。

読み応えあった「噺家の魂が震えた名人芸落語案内」

2017-10-25 10:33:51 | 日記
東西の噺家30人にアンケートを取って本にした「噺家の魂が震えた名人芸落語案内」です。いい本で、タイトルにも書いた通り読み応えあったんですが、ちょっとタイトル長いですね。そこは、もう一考ほしいところです。せっかくいい本なんですから。
さて、東西の噺家 この本の解説を務めた三遊亭円楽師らベテランから、2008年に入門 まだ2つ目の桂宮治さんまで、色々な世代の噺家さんがアンケートに答えています。で、栄えある第1位に選ばれたのが「らくだ」そこから「鼠穴」「猫の災難」「百年目」と続きます。他の3席は分かるんですが、「猫の災難」は意外でした。というのも、「猫の災難」以外は、色々な一門の噺家さんが演じていますが、「猫の災難」は、どうやってもお亡くなりになった5代目柳家小さん師匠と、その一門にとどめを刺す感じがするんですよね。広がりという点で、今一つかと思っていました。逆に言えば、それだけ小さん師匠の名演が印象に残っているのかもしれません。
順位も面白かったですが、円楽師の解説も面白かった。サゲの工夫 噺にまつわるエピソードがいい。「猫の災難」の項では、小さん師匠と馬生師匠の「酒」にまつわるエピソードが絶品でした。

細貝圭 佐藤祐基 加藤虎ノ介「オーファンズ」

2017-10-24 10:56:06 | 日記
「草月ホール」で上演された「オーファンズ」観てきました。細貝圭 佐藤祐基 加藤虎ノ介の3人芝居。なかなか見ごたえありました。
作者のライル•ケスラーという方 精神治療が必要な人々 ホームレスの人々とワークショップをしているということ。本作も、そこから生まれたのだといいます。
登場人物はトリート(細貝) フィリップ(佐藤) ハロルド(加藤)の3人。トリートとフィリップは兄弟。彼らは孤児で、トリートは、アレルギーに悩み 外出もままならない弟フィリップの分も、稼がなければならない。当然、悪事に手を染めています。
ある夜 トリートはバーで知り合ったハロルドという男を連れ帰ります。金をたんまり持っているハロルド。トリートは、彼を監禁して、仲間から身代金を獲ろうとしたのです。が、計画は失敗。ハロルドの方が、本物のワル。到底 トリートの敵う相手ではありませんでした。
ハロルド 他人に追われている様子で、トリートの家に身を潜めることにします。彼の裏稼業を手伝うトリート。実はハロルドも、もとは孤児。彼は自分の才覚ひとつで、この世界を生き抜いてきたのです。そんなハロルドの話す外の世界の話に、フィリップは憧れていきます。
「デッド•エンド•キッド」トリート兄弟のことを、そう呼んで、ハロルドは、彼らを可愛がります。彼の気持ちを素直に受け入れるフィリップ。が、トリートは、そうはいかない。やがて、3人の関係に、微妙な亀裂が入っていきます。
この公演 上演台本&演出マキノノゾミさんでした。私が、今回、この公演観に行った理由の一つも、ここにあります。もともとの上演台本に、どこまで手を入れたのかは分かりませんが、骨太の作品は、マキノさんの得意とするところなので、上手に改訂していたのでしょう。3人の息もぴったりで、いい仕上がりになってました。

「菊花賞」は少額勝負!夜は村田諒太のボクシングテレビ観戦!

2017-10-23 10:22:57 | 日記
昨日は台風の影響で、物凄い雨。さすがに、家にいました。
昼はG1。あの状況じゃ、何が勝ってもおかしくないですよね。そんななか、一番人気に応えたデムーロキセキ 立派です。私は、キセキ本命だったんですが、さすがに3連単は買えない。3連複を少々買いましたが、あの2着 3着は無理でしょ。納得いく負けでした。「で〜わ また来週」って、なんかのテレビ番組にありませんでしたっけ? そんな気持ちです。
夜は村田諒太。安心して見てられました。オリンピックで金メダル プロで世界チャンピオン。持ってますね。TKO!テレビでの解説でも言ってましたが、エンダム 心が折れたんでしょう。今後はミドル級のスーパースターたちと ボブ•アラムプロモーターの下、拳を交えることでしょう。これからも、応援していきます。

子供の頃思い出させてくれた「植木等とのぼせもん」

2017-10-22 10:58:37 | 日記
このところ土曜日夜のお楽しみだった NHKテレビドラマ「植木等とのぼせもん」が、昨夜最終回でした。8話連続 1度見逃してるんですが、それはDVD出てからのお楽しみにしましょう。YouTubeにアップされてるか。
子供の頃「シャボン玉ホリデー」は、とても楽しみでした。私の家は商売してましたので、日曜日の夜くらいしか家族揃ってテレビ見る時間なかった。それだけに、この番組には本当に家族団欒というイメージがあります。その頃を思い出させてくれました。
ザ•ピーナッツを筆頭に、園まり 伊東ゆかりなどの往年の人気歌手と、そのヒット曲 そしてもちろん「お呼びじゃない こりゃまた失礼いたしました!」「お父つぁん お粥が出来たわよ」などなどのギャグ これらを見事に再現してくれ、素晴らしいドラマでした。
山本耕史さん 植木さんに声音も似ていたし、良かったと思います。ドラマの冒頭、久々に小松政夫さんの淀川先生のモノマネも見られたし、大満足でした。