東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

東海道本線全線全駅歩き旅 59

2019年06月13日 | 東海道本線 熱海駅~浜松駅
2019年4月 東海道本線に沿って歩く旅

10日目・2019年(平成31年)4月6日(土曜日) 金谷駅 ―> 菊川駅 9.3Km


朝4時30分に起きてシャワーをして着替えをする。

ニュースでは昨日は強風のため飛行機の欠航が出たとのこと、今日も冷たい風が吹くそうだ。



ホテルをチェックアウトして島田駅へと向かう。



島田駅にはこんな表示があった。



ここは浜岡原発から20キロほどしかないのだ。

以前、百田尚樹氏の本を読んだのだがこの方は原発推進派だったので失望したものだ。



“脱原発は国家百年の計を誤る”とも書いているし、福島原発の事故で死者は出ていないとか、広島は原爆の被害にあったがみな長生きしているなどと書いてあって、とても賛成しかねる意見の持ち主だった。
あのとき福島原発の1号機から4号機までメルトダウンしていたら(その可能性は十分あったはず)日本の半分は壊滅していただろうと思う。
現にアメリカ政府は自国民に日本からの避難を呼び掛けたほどだ。
原発は他の発電施設と違い万一事故が起きれば取り返しのつかない被害を及ぼすのだ。
チェルノブイリと日本の原発は違うのだから日本のは絶対安全だと誰が言えるのだろうか。
ヨーロッパでは太陽光発電などへの移行が急ピッチで進んでいるという。

【参照ページ】
https://www.reddit.com/r/europe/comments/btxb63/power_generation_by_source_in_eu_countries/

技術大国の日本も再生可能エネルギーへの転換を進めるべきだ。
と、ちょっと深刻に考えてしまった。


歩き旅を続けよう。

朝日がさす中を金谷駅を後に歩き出す。



473号線を行くのだがいきなり急な坂になる。





東海道本線はこの下のトンネルを通っているが道路は山を越えるのだ。



その急な坂を自転車でツーリングする人もいた、タフな人だなあ。



東海道の石畳の道の案内があった。歩いてみたい気もするが足に負担がかかりそうな気がしたのでパス。



丘の上から大井川と島田市を望む。





寒いけれど雲ひとつない快晴で気持ちがよい。





まわりはどちらを向いても見渡す限り茶畑である。



しばらく歩くと「ふじのくに茶の都ミュージアム」の案内が見えた。



寄ってみたかったが開館している時間ではない。

バス停も「お茶の郷」、、まわりを見て納得する。





コンビニ前のベンチで朝食にする。





パンをかじりながらふと指を見ると、、、、指紋が消えている。



スマホの指紋認証が働かなくなったのでスマホが故障したのかと思っていたが、指紋が消えてしまうとは、、、、

歩きながら道端の茶畑からお茶の葉っぱを一枚もいでみた。





お茶の匂いがするのかな? 葉っぱそのものは匂わなかった。





菊川市に入っていく。



農林大学の茶業分校の前を通る。





日本茶はいまや世界ブランドだからなあ。後継者の育成にも力をいれてるんだろうな。









東海道本線沿いを目指して県道78号線の坂を下っていくと菊川茶の看板の向こうにキラキラ回転するものが見えた。





近づいてみると風力発電の風車だった。そしてその近くには太陽光発電の設備もあった。



こういう自然エネルギーだけで生活できる日はくるのだろうか。



「お茶は飲む野菜です」の看板を見て、そうだったのか! お茶があれば野菜を食べずに済むのか!と早合点してしまう。





さすが菊川市はマンホールの蓋にも茶摘みの姿。









菊川駅前には「深蒸し茶発祥の地」の碑も立っているのだ。



そしてやはりここにもステンレス製の芸術作品があった。







ステンレスのみかんの像、、、と思ったら「次世代へ」というタイトルの作品だった。
みたまんまで「銀色のミカン」としたほうが楽しめそうだがなあ。







地味な印象の菊川駅の写真を撮って先へと進む。


コメント
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