腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨日、今日と岸和田はだんじり祭り一色です。岸和田地区と春木地区の9月祭礼。いわゆる浜側の祭り。
山手は一月遅れの10月にありますが、メインはやはり9月祭礼。



岸和田市民は今日の本宮(ほんみや)が終わると、来年のだんじりに向け始動します。一年がだんじりを中心に回っています。

店主が小学校の頃、地元にも祭りがあって、だんじりと称する花車が町内を周っておりました。
花車と言っても2トントラックの荷台を改造して屋根を付けて周りに思いっきり造花を飾り、タイヤ周りを木の板で隠したもの。そのトラックの前方にビロ~ンと縄を付けて50人~100人で引っ張ってました。

もちろんギアはニュートラル。角を曲がるときは当然ハンドルを切ります(笑)
店主は小学校4年生頃から荷台に上がり、小太鼓や鐘を担当しておりました。6年生の時には念願の大太鼓をたたきました。
時には助手席に乗ってマイクで掛け声を掛けたり。

♪第一区のヤ~タイは~、見かけも良(よ)~て、気も良(よ)~て、運転手はお~とこ前、エ~ンヤ~!ソ~リャ~!♪

今から思えば運転手ってところが笑えます。
ハンドルを握っているのは町内の世話役のおじさん。普段マイクを持って話したことなどない小学生は段々調子に乗ってきて、「運転手は男前」の部分を「エテコマエ」または「スケコマシ」などに変えて言ってましたが、もちろん「スケコマシ」の意味は知りません。
花車の前で誘導している別の世話役のおじさんが「おい!次はスケコマシで行け!」と笑いながらチャチャを入れるんです。

その地元のだんじりも、随分前にちゃんと木の車輪の本格的なだんじりを購入したようです。


では、昨日の修理仕上がりのご紹介。
こちら↓
 オメガ スピードマスター プロフェッショナル 手巻き

大阪府門真市在住のI様所有。

分解掃除、プッシュボタン×2交換、パッキン交換、防水検査しております。

手巻きのスピマス。自動巻きに比べ一回り大きい。
手巻きと言うと、自動巻きよりもステータスが上のような気がするのは私だけでしょうか?
I様大事にお使い下さいませ。


公民館では、お茶やジュースが飲み放題、お菓子が食べ放題だったので、祭りというよりそっちが目当てだったような気がする小学生時代の腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。

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