腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今日から仕事始めでございます。

本年もお手柔らかに、何卒宜しくお願い致します。


さて、出勤してから留守番電話のアンサーホンを吹き替え、膨大なメール(ほとんどが迷惑メール)を処理し、パソコンの会計ソフトを年度繰り越しし、昨年の納品書や請求書のファイルをまとめて新年度に入れ替えたりと、ワチャワチャしている間に開店時間になりました。

「昨日来たけど休んどったな」

早速朝一番に電池交換でご来店いただいたお爺ちゃんに言われた(笑)


電池交換数件、金属ブレスのサイズ調整2件、時計バンド交換1件をしてたら、段々と自分が何の職業だったのかを思い出してきました(笑)


さて、ここにきて新型コロナの新規感染者数が爆発的に急増しましたが。

東京、大阪はもとより、沖縄県が今日にも4桁に届く勢い。

またまん延防止、場合によっては緊急事態宣言が出るんでしょうか?

まん防や緊急事態が出されても感染者数の上下にあまり関係ないんじゃないかと薄々感づいているんですけど...

効果があったのか、なかったのかの検証もしてないんでしょ?

してんの?

ま、我々は過剰に怖がらず今まで通り粛々とマスク・手洗い・蜜を避ける、の生活を続けるしかない。


さてさて、年末年始のテレビ番組も大して面白いのをしてませんでしたが、気になったのは新庄監督、いや、ビッグボスの露出度が恐ろしく高かったことか。

出まくりですやん。

まだキャンプインのはるか前ですが、もうちょっと飽きてきている感が否めない(笑)

日ハムの選手は新庄監督、いや、ビッグボスよりも目立つ活躍をしないといけない。

これは相当ハードルが高いと思われますが。

大変ですねぇ。

頑張ってくださいませ。


では、新春一発目の修理品のご紹介。
こちら↓

IWC GSTクロノグラフ Ref.2864226 自動巻き

大阪府八尾市在住のY様所有。
分解掃除、切換車交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

2011年4月にオメガのシーマスターをお預かりしていて、今回が2本目のご依頼。
いつもご贔屓にありがとうございます。

IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)のGSTです。
IWCを時計業界、時計通の間では略して“インター”と呼びます。

モデル名のGSTとは、金属の素材の頭文字G(ゴールド)、S(ステンレス・スチール)、T(チタン)からきていて、上写真モデルはケース・ブレスがチタン製のものになります。

1997年にポルシェデザインとの業務提携が解消され、満を持して登場したのがこのGST。
しかし、僅か6年後の2003年に残念ながら生産完了になりました。
復刻しないですかねぇ...
Y様大事にお使いくださいませ。


割と早く正月ボケが抜けて良かった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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