先日、兵庫県の「有馬温泉」と「神戸」に1泊旅行に行ってきました。まぁ、岡山からだと、結構、近いので、敢えて、1泊旅行って行かないのですが、有馬温泉のお湯と、美味しい神戸牛をいただきに行ってまいりました。今回も、ボチボチ更新するつもりなので、少々、長めの旅行記になりますが、どうぞ、お付き合いよろしくお願いいたします。
まずは、「有馬温泉」から。まぁ、西日本では、名の知れた温泉ですよね。
兵庫県神戸市北部の有馬町にある温泉街で、群馬県の「草津温泉」、岐阜県の「下呂温泉」とともに、日本三古湯の1つに数えられている名高い温泉です。太閤秀吉の時代から多くの著名人も訪れた由緒ある温泉地で、六甲山の山峡にある町家の落ち着いたたたずまいが残る温泉街です。
今回は、その有馬温泉にあるホテル、「有馬グランドホテル」に1泊しました。こちらは、チェックインが14時30分からだったのですが、少々、早めに到着。お昼は、「有馬温泉街」のお店で頂くことにしてたので、荷物だけを預けて、温泉街にくりだします。
嬉しいことに、こちらのホテル、その温泉街まで、無料の送迎バスが出ています。行先は、有馬温泉駅や、有馬温泉バス停、ロープウェイ駅に停車します。勿論、行先に応じて乗り降り自由です。
まずは、こちらに乗って、「有馬温泉バス停」向かいます。こちらで降りるとすぐ、「有馬温泉街」に向かうことができます。
有馬温泉のメイン通りの「湯本坂」、有馬温泉の中でも一番古い街並みが残り、風情を伝えている有馬の歴史街道ともいえる道です。「湯本坂」と言うその名の通り、ほとんどが坂道です・・。
その温泉街の入り口にちょうどいい感じに、地図があります。こちらで、大体のお店の位置を把握して、散策してみます。
まず、その入り口近くにあるのが、有名な「金の湯」です。有馬温泉といえば、「金泉」というくらい、絶対外せない温泉です。
ちなみにここ、有馬温泉の湯は主に2種類が有名で、鉄分を多く含み、空気に触れると湯が茶褐色に変わる「金泉」と、炭酸泉とラドン泉の2種類がある「銀泉」が湧き出ています。
こちらの「金の湯」は、神経痛や筋肉痛等に効能があるそうです。古い公衆浴場を改築した建物で、玄関横のスペースには無料で利用できる足湯と飲泉場があります。確かに、足湯をされている方の浸かっているお湯は、赤茶けた「金泉」です。
ちなみに、こちらが、「金の湯」と並び有名な「銀の湯」です。金の湯は、温泉街の入り口付近にありますが、こちらは、坂を登った上の方にあります。
炭酸泉・ラジウム泉である「銀泉」は、神経痛や筋肉痛だけでなく、皮膚病や冷え性等にも効能があります。こちらの2施設は、料金を払えば、日帰り入浴が可能です。リーズナブルに有馬温泉を楽しめます。
この「銀の湯」があるところから下っていくと、いろんなお寺があります。
まずは、 「温泉寺」
奈良時代に、薬師如来の導きで有馬温泉を訪れた僧・「行基」が建立した寺です。お寺の前には、その行基の銅像も建立されています。
本堂には、多数の重要文化財を含む寺宝が所蔵されており、有馬温泉を代表する、由緒あるお寺の様です。
本堂の中には、「丈六の薬師如来」とも呼ばれるくらいの大きい 立派な金色の薬師如来像大仏が鎮座されています。
この温泉寺から、上に登って行く石段があるのですが、 そこにあるのが、「湯泉神社」です。
神社までの石段はなかなかハード。
奥の院的な感じですね・・。登り切ったところで石の鳥居がお出迎え。
こちらの奥にあるのが、「湯泉神社」(とうせんじんじゃ)
子宝神社とも呼ばれている神社で、ここから、有馬温泉街を一望できる風景もなかなかいい感じです。
石段を下りて、再び、「温泉寺」へ。 そのお隣にあるのが「極楽寺」
こちらは、あの「聖徳太子」が建立されたというこれまた、由緒あるお寺です。
そして、そのはす向かいにあるのが、「念仏寺」こちらは、浄土宗のお寺で、有馬温泉では最古の建造物といわれています。本堂奥の庭園には、樹齢250年を超える沙羅双樹の大樹があり、時期的に丁度、「鑑賞会」が催されていたので、後で伺うことにしました。その内容は、また、後日。
「ねがい坂」を下って、再び下の方を散策です。
途中、こんな有馬温泉らしいご当地マンホールの蓋も発見。
温泉街を、くるっと一周して辿り着いたこちらは、「ねね橋」
有馬温泉のシンボルといってもいい、街の中心部でひときわ目立つ赤い欄干の有名な橋です。太閤秀吉の正室であった「ねね」にちなみ、ネーミングされたとのこと。ねねの像も建っていて、記念写真を撮る人も多い人気の観光スポットです。
このねね橋の下に流れる有馬川の河原にある遊歩道のような公園が、「有馬親水公園」です。飛び石や人工の滝、ヒョウタンをかたどったせせらぎなどがあり、清流に触れながら散策することができます。
この川を渡ったところにあるのが「湯けむり広場」
中央には湯けむりに見立てた滝、右手には有馬温泉を愛した太閤秀吉の像が有馬川をはさんでねね像と向かい合っております。湯けむり広場の中のかっぱの像「友情」は平成5年、札幌市定山渓温泉から提携20年を記念して贈られたものだそうです。
まずは、くるっと一周、散策してみました。坂が多くて、結構、しんどいですが、コンパクトにまとまった感じで、観光はしやすいです。
気になったお店も結構、多かったので、色々お邪魔して、お土産等も購入してしまいました。チョイと、早いですが、その時に買った、お土産屋さんもご紹介。それはまた後日。
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