
秋晴れに恵まれた先日、早速、山に登って、参りました。手始めに登ったのは、メッチャ近所にある「福山」です。
岡山100名山の一つで、標高302.4m。総社市清音町 山手町の境界に位置し、体力 健康づくり、また 高山へのトレーニンク゛コースとして多くの人達に親しまれています。
まぁ、最初なんで、低めですが、ここからチャレンジです。
その福山なんですが、結構、整備されていて、登りやすい山です。
登るコースも、こんな風に整備されたところや、割とハードな感じで登ることもできるコースと様々です。コースが途中で交差したりして、いろんな組み合わせで、コースが選択できます。
途中、こんな場所もあったりして、なかなかスリリング。
朝、6時くらいから、登り始めたんですが、結構、涼しくて、登りやすかったです。でも、さすがに、汗は掻きますね・・・。途中、十分な水分補給は、必要です。
山を登って行くと、しんどいながら、癒されますね・・。周りの木々から、新鮮な空気をいただけると言うか、パワーを感じるというか・・・。最近、トレッキングや、山登りが流行っている理由が分かります・・。みんな、癒されたいんですよ。きっと。
まぁ、、ご多分に漏れず、自分もそうですが・・。
そうこう言いながら、1時間くらいかけて山頂に、無事、到着しました。
最初のフォトは、その山頂から、真備、総社方面を撮った一枚です。上空にある、白い点らしきものは、「月」です。7時過ぎくらいでしたが、まだ、見えるんですね。
こう言うのを「有明の月」って言うらしいですよ。
で、こちらの山頂。実は、その昔、「福山城」があった場所なんです。足利尊氏VS新田義貞、楠木正成らの戦いで有名な南北朝時代に、ここで合戦があったらしいです。その後世に記す碑が建てられています。
今は、城門跡が残るだけですが、史跡として名を残しています。なかなか歴史を感じますね。
登り切った達成感と余韻を楽しみながら見た、山頂の光景は、積年の「疑問」が一気に解けた瞬間でもありました・・・。
その「疑問」とは、我が母校である小学校、高校の校歌には何故、「福山」が歌われているのか?ってことだったんです。
ちなみに小学校の校歌は、「♪登る朝日に晴々と 「福山」 はるか澄んでいる~」
高校は、「♪友と指さす 「福山」 の 峰に輝く白き雲~」っていう歌詞なんですわ・・。
おそらく、その光景は、こんな感じだったんでしょうね・・。
ちょっと、霞んでいますが、遙か「児島湾」まで見渡せます。見晴らしが良ければ、絶景でしょうね。おそらく、この辺りでは、一番高い山だったんだと思います。
きっと、一番、目立つシンボルで、山岳信仰とまでは、行かなくても、この地域の人々のある種の、心の拠り所的なものだったのではないかと思うんです。
ゆえに、小学校や、高校の校歌にまで登場するシンボリックなものになったんじゃないかなぁ・・と言う結論に至ったんです。この光景は、素晴らしいですから、納得ちゃ納得ですが。
最後に、この光景。ひょっこり穂を出したススキ。秋の訪れを感じさせてくれます。
福山、いい山です。また、登りたいなぁ・・・。
なんか 一緒に 登った感じ!
長年の謎が 解決して よかったですね。
早速、登られましたか~。
「有明の月」清々しいなぁ~。
頑張った甲斐がありましたね
校歌の歌詞に出てくる「福山」って広島の福山だとばかり思っていたんです・・。それが、こんな近くにあった山の名前だったって、最近まで知りませんでした。
登って見た光景に、納得。いい経験しました。
「有明の月」いい感じでしょ。
清々しい早朝に「月」と「太陽」のランデブー。
まさに、「日+月」で「明」るい気持ちになりました。