牡馬クラシック、第一弾、「皐月賞」
この予想する前に、先日、レース中の落馬事故により命を落とした、藤岡康太騎手に心からお悔やみ申し上げます。改めてジョッキーは命がけの職業だということを痛感させられる出来事でした。35歳という若さ。昨年はナミュールでG1、2勝目も挙げ、今年も自己ベストの勝ち星を更新していた矢先の事故でした。誠に残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。
気持ちを切り替えて、皐月賞の予想です。
ここ数年、牝馬も含め、3歳クラシックに参戦する有力馬は、「トライアル無視」という傾向になってきています。ある程度の力がある馬なら、無駄にトライアル挟まず、トレセンで仕上げて本番に向かうというスタイルになってきています。確かにフレッシュさは担保されていますが、実際、どうなんでしょうかね・・。
まぁ、この直行組はほぼ、「ノーザンF系」の馬のみなので、ノーザンF系ではない馬がトライアルを挟まず出走してきたら、疑ってかかるくらいでいいかもしれません。
そして今年、予想するうえで、重要なのが「レガレイラ」の取捨です。牝馬ながら、暮れの牡馬混合G1「ホープフルS」を勝った女傑です。皐月賞と同コース、中山2000mを勝った訳で、このコースが向いていないわけはありませんからね。
ただ、明け3歳、牡馬と牝馬の力差がどうなっているか・・。今年は、牡馬も牝馬もレベルが高い年だと思っているので、ここは興味深いです。
そのあたりも踏まえ、クラシックでは使える「虎の巻」を参考に馬を絞っていきます。
まず消えるのは、「ウォーターリヒト(トライアル着外)、シリウスコルト(弥生賞で3着で権利獲るもそれ以前に重賞連対歴無し)、ミスタージーティー(若葉S以前にオープン以上での勝ち鞍か、重賞で連対経験がなし)、ホウオウプロサンゲ(若葉S以前にオープン以上での勝ち鞍か、重賞で連対経験がなし)、サンライズアース(前走2200m出走)、アレグロブリランテ(中央競馬場での勝ち鞍なし)、ルカランフィースト(スプリングS3着で権利獲るもそれ以前に重賞連対歴無し)、アーバンシック(京成杯からの参戦で勝ち馬ではない)」の8頭。
今年から共同通信杯が「別定戦」から「馬齢戦」に変わりました。以前は、このレース着外から馬券になったステラヴェローチェがいたのですが、あの馬は他馬より1kg重い57kgを背負って掲示板でした。遡ればダノンバラードが57kg背負って負けて皐月賞で馬券になってました。が、今年から全馬57kgですから、ここで馬券にならなかった馬は馬券に絡めないと判断。ということで、「エコロヴァルツ」を消します。
ここからは「虎の巻」で消えなかった馬を絞ります。今年の重賞レースを吟味して、過去の皐月賞の傾向と照らし合わしてみた結果、まず消したのは、
「ダノンデサイル」この馬は、「京成杯勝ち馬」、昨年、ソールオリエンスが勝ち、以前は、ジェネラーレウーノが3着になったローテ。ただ、その2頭が馬券になった年はレベルが低い年でした。正直、現4歳世代はレベルが高くないですからね。今年は、レベルが高い年だと思うので、流石にこのローテから馬券になるとは思いません。
次に、
「ビザンチンドリーム」こちらは「きさらぎ賞勝ち馬」無敗の重賞勝ち馬には飛びつきたくなりますが、こちらもきさらぎ賞から馬券になったはサトノダイアモンドのみ。そのサトノダイアモンドは、きさらぎ賞で2着を0.6秒ちぎって勝ってますからね・・。ちなみに、今日、アーリントンCできさらぎ賞3着だったシヴァースが出走し、3番人気で9着。やはり、レース自体のレベルが低かったのかもしれません。
そして
「コスモキュランダ」トライアル「弥生賞勝ち馬」今年のレースは、いかにもハマった勝ち方でした。向こう正面から捲り気味の上がって行って、有力馬は、おそらく垂れると思ったところ案外、粘ったったという感じです。前が止まらなかったという馬場がハマったと思われます。
最後に
「メイショウタバル」「毎日杯勝ち馬」です。この馬、毎日杯を勝つまでは大した評価ではなかったのですが、あの勝ち時計と勝ちっぷりで一気に人気になりました。これが、ダービーなら買っていたかもしれませんが、正直、皐月賞とは、直結コースでもない阪神1800mの勝ちっぷりの良さだけでこの評価は危険な香りがします。使い詰め気味で調教が抜群。先週のコラソンビート臭を感じます。
ということで、重賞勝ち馬、「4頭」を消します。
で、消した馬から復活です。それは、「ミスタージーティー」ホープフルSは明らかに鞍上坂井瑠星騎手の乗りヘグリ。あれは勝ちまであった可能性のある脚でした。共同通信杯でも鞍上とのリズムは悪かったです。藤岡兄騎手には弟さんの弔いも含め、今回期待したい。昨年末のホープフルSで期待の1頭と書いてることも復活の理由の一つ。自分の相馬眼を信じてみます。
残った6頭、「サンライズジパング、ミスタージーティー、ジャンタルマンタル、レガレイラ、ジャスティンミラノ、シンエンペラー」で勝負です。
◎10レガレイラ
○5ミスタージーティー
▲8ジャンタルマンタル
△14シンエンペラー
×1サンライズジパング
☆13ジャスティンミラノ
です。
6番手ジャスティンミラノ・・共同通信杯勝ちは、既存の重賞勝ち馬を相手に素晴らしい勝ちっぷりだったが、スローペース、東京コースのみの経験しかない点は気がかり。多頭数の厳しいレースでの対応ができればダービーが楽しみになる結果が期待できそう。
5番手サンライズジパング・・ホープフルS・3着は素晴らしい。シンエンペラーが斜行してこなければ2着はあったかもしれない。皐月賞出走のトライアル的レースではホープフルSが一番レベルが高かったと思われるのでその実績を評価。1枠1番を活かせれば人気もないので面白い。
4番手シンエンペラー・・正直、日本の馬場ではその実力は発揮できないと思っていたのだが、ホープフルS、弥生賞でも2着好走。ポテンシャルのみで走っている感じなので、スピード勝負になると厳しそう。ただ安定感はあるので、掲示板には乗ってきそう。
3番手ジャンタルマンタル・・朝日杯勝ち馬も正直、共同通信杯で脚が上がったように見えたのは気がかり。2000mは少し長いかもしれないが完成度と器用さでこなせないか・・?スピードはあるので、近年の皐月賞には向いてそう。
2番手ミスタージーティー・・年末のホープフルSでは一番強い競馬をしたと思う1頭。共同通信杯でも実力を発揮できなかったが、鞍上チェンジが功を奏したのか、若葉Sで皐月賞の切符をゲット。いろんな意味で期待したい1頭。
本命はレガレイラ・・ルメール騎手が乗れないのは正直厳しいが、先週、アスコリピチェーノで2着した北村宏騎手とのコンビで76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇を目論む。調教も良く見えたしここを勝てば日本ダービー参戦かもしれないし期待が膨らみます。
◎○▲△の馬連、◎○▲△×の3連複ボックス、◎○▲△×☆の3連複、万馬券のみ抑えます。
◎レガレイラ
○メイショウタバル
▲コスモキュランダ
△ジャスティンミラノ
✕ミスタージーティ
エコロヴァルツ
サンライズアース
ジャンタルマンタル
シンエンペラー
ウォーターリヒト
買い方としては、◎○の、二頭軸3連複8点。
◎から○▲△への馬単マルチおさえます。
サンライズジパング見落としてました。
でも、追加しません。
あたれば、いいな。
だけは決まっているんやけど相手がさっぱり決まらない。
時計は57秒台になりそうなんやけど内は悪そうやし、前が有利か後ろが有利かも不明。
3歳重賞はほぼ全荒れだったように能力差があんまりないんだと思われる。
高レベルの京都2歳とホープフル組を狙っていこうと思うけどレガレイラからだと手を広げすぎてもなぁと悩ましい。
最後は騎手で選んでもよいかもなぁ。
とりあえず今のところ
◎レガレイラ
○ダノン
だけどもうちょい様子見。
レガ、タバル2頭軸勝負ですね。
自分も、昨日、予想していた時点ではタバルを買うつもりでいました。
ただ、あまりに人気でしたし、レース前にこれだけ騒がれると逆に来そうにないような感じを受け、消しと言う判断です。
これが、ダービー直行っていうローテなら買うつもりではいたのですが・・。
石橋守厩舎で、メイショウサムソンを重ねたい気持ちもあったのですが、これで来たら、あまりにロマンチックすぎるし、それなら、今日は、藤岡兄に勝たせてあげたいきもしています・・。
予想でも書きましたが、今年の3歳馬はレベルが高いと思っています。
昨年末のホープフルSの上位馬がここでも強いと思っています。
高配当期待で当たるといいなぁ・・。
今回は、シンエンペラー本命ではなかったのか・・。
ルメールじゃなくてもレガレイラが強いという判断。ホープフルは鮮やか過ぎてハマったと言えばハマった気もするけど、あの時点ではやはり、抜けてたしね。
自分もレガレイラ本命で、ホープフル組を上に取りました。ジパング、GTが来てくれるといい配当になるんだけどなぁ・・。