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2023 G1 有馬記念 回顧録

2023-12-24 22:47:40 | G1レース予想

中山競馬場で行われた第68回有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、後方追走から2周目3-4コーナーで3番手まで上がった武豊騎手騎乗の2番人気ドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で前2頭を捕らえ、2番手から脚を伸ばした7番人気スターズオンアース(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒9(良)。

▲ドゥデュースがG1、3勝目で暮れの大一番を制しました。オッズも示したいた通り、大混戦の有馬記念でしたが、流石、「有馬漢・武豊」騎手のユタカマジックが炸裂しました。予想でも書いた通り、この馬は小回り適性はあると思っていましたが、予想した通りの内から抜け出しスターズオンアースを交わして1着でした。今シーズンは、アクシデント続きで、鬱憤が溜まっていたと思いましたが、最後、競馬の神様は最高のプレゼントをクリスマスに用意してくれてましたね。

最強世代のダービー馬の面目躍如。叩き良化型だけに3戦目の有馬記念に間に合ったという感じですね。ハーツ産駒ですし、まだ伸びしろはあるかも。来年こそ、悲願の凱旋門賞に出走し、良い結果が出せるといいですね。

2着に×スターズオンアース。これは、ルメール騎手のルメールマジックが炸裂した結果です。はっきり言ってスタートで勝負ありました。驚くほどのロケットスタート。正直、元々出遅れ癖のあるこの馬がこんなにきれいにスタートを切れるとは思っていませんでした。あのスタートを見た瞬間、「やられた」と思いました・・。8枠という不利な枠を、見事、最小限のロスで先行して正面スタンドではスンナリ2番手の内枠に収まっていました。もう、この乗り方をされたら、お手上げです。菊花賞のドゥレッツアのような騎乗を2回もするとは。やはり、天才ジョッキーは、日本の騎手には真似できない芸当をやってくれます。そりゃ、勝てる馬に騎乗依頼が来るわけです。まだまだ、日本のジョッキーには太刀打ちできない存在ですね。予想でも書きましたが、実力は、現世代でもトップ3に位置する馬ですからね。ただ、この騎乗ができるかどうかは、ゲートを出た時点でしかわかりませんから、しょうがありません。今回は、ルメール騎手に拍手を送るのみでした。

3着に、▲タイトルホルダー。ラストランで持ち味を十分発揮し3着死守。この馬らしい競馬で、引退の花道を飾りました。正直、いい頃の走りには程遠い状態だったとは思いましたが、今のタイトルホルダーの出せるパフォーマンスを出し切った走りでした。早逝したドゥラメンテの血を後世に伝える貴重な種牡馬として頑張ってもらいたいです。

4着に◎ジャスティンパレス。まぁ、がっかりです。横山武史騎手は、期待以上には走れない騎手だということがわかりました。まぁ、ソールオリエンスを降ろされたあたりでそんな匂いは感じていましたが、サークル内では、そのくらいの騎手としてしか期待されていないんでしょうね。最後の直線でもタスティエーラの進路を妨害してましたし、鞍上が違えば、もっとやれたと思います。今年も残念でした。

〇スルーセブンシーズは12着。イクイノックスの2着、凱旋門賞4着という実績をあの走りに期待したのですが、残念な結果です。池添騎手が距離が長かった的な発言をされているので、宝塚記念くらいまでの距離がいいのかな・・。凱旋門賞から帰ってきてからの調教は良く見えましたが、俗にいう「目に見えない疲れ」でしょうか・・・。というか、やはり、凱旋門賞を好走したり、馬場の悪いロンシャンから帰ってきた馬は、一度疑うべきということを書いておくべきでした。

×ディープボンドも期待しましたが、やはり、6歳馬には厳しかったか・・それならスターズオンアースと印を入れ替えて買うべきでした。

有馬記念、血統に「トニービン」の血が入ってる馬がこの時期の中山の馬場に合ってます。(ちなみに、今年、有馬記念でトニービンの血が入っていた馬は、「ドゥデュース、スターズオンアース、タイトルホルダー、ハーパー、ホウオウエミーズの5頭のみでした)これは、来年も、覚えておかねば・・。

ということで、「有馬記念は、3連複は、7頭目まで買え!3-4-7の3連複で22点」の格言通り馬券を買っていたので、的中はできましたが、本線を厚めに勝負していたので、ガミリという有馬記念でした・・。まだ、ホープフルSが残っているので、そこに賭けたいと思います。

今年も、予想でいいデータも発見しましたし、2014年に中山競馬場の路盤が改修されてから、明らかに変わった傾向も加味して、来年への「虎の巻」に追記です。

・枠は、内枠が有利、1~6枠くらいまで。フルゲートなら、8枠は鬼門。(先行馬でも、13番くらいまで)7,8枠に入った馬は印2つは落として評価すること。

・過去10年、2ケタ馬番から馬券になった馬は、『G1連対馬』のみ。

・5歳以上で、「2200m以上」のG1連対馬以外は「消し」。さらに年内に2000m以上のG2以上のレースで馬券対象になっていない馬は「消し」ということになりました。

・4歳馬は、年内に2000m以上のG1、G2のレースで連対かつ、2200m以上のレースでの連対歴のある馬のみ。

・3歳馬ですが、これまで、馬券に絡んだ3歳馬は、「G1馬」か、「クラシック連対馬」、G1連対歴のない馬なら「重賞勝ちを含める4勝以上かつ、古馬混合の2000m以上のG3以上で連対実績がある」こと。

・3歳馬なら、やはり、クラシック連対馬(特に皐月賞馬券対象馬、ダービー、菊花賞)が、馬券に絡む。特に皐月賞・菊花賞の勝ち馬なら、信頼度はアップ(2冠、3冠馬は激熱)。特に、菊花賞からの直行は◎ 2桁馬番は不利ですが、3歳馬なら、馬番11番くらいまでなら絡める。

・レベルの高い世代は、穴でも、買い。

・このレースは、リピーターレースでもあり、過去、好走したことのある馬は、要注意。

・過去10年の3着以内馬延べ30頭は、G1馬と、3歳馬以外は、いずれも同年のJRAの1800~3200mのGI、またはGIIで3着以内入った経験がある馬だった。この実績を持っていない馬は消し。

・牝馬は、有馬を好走するにあたり、まず、重要なのが、G1実績。2200m以上のG1連対歴のある馬でなきゃ馬券対象になりません。

・実力がある馬以外での、非根幹距離実績を重視。特に中山1800m、22000m、2500mの距離の実績のある馬はチェック。

・直結コースは、東京2400m(これ、最重要視)、阪神2200m、3000m、京都2200、2400,3000、3200m、中山2000、2200m、2500mで、激走のある馬をチェック。後、小回りが得意な馬、小倉2000とか、京都2000での好走馬もチェック。

・騎手は、外国人がよく穴をあける。

・内枠で先行できるマイラーや、スタミナのある差し馬(マクって動ける)が有利。

・調教具合をチェック。秋のG1激走で、疲れのありそうな馬は消し。特にG13連戦を戦ってきた馬は、調教内容が変わっていたら消し。(このレースは、コース追いの馬が、強い。坂路のみの調教馬は、厳しいかも・・ただ、前走も坂路で、最終追切で好時計なら買い!)⇒これ最重要!

・ここ数年は、瞬発力勝負になる傾向が強い。上がり最速の多い馬が有利。コレ重要!(特に中山や阪神内回りコースでの上り最速は評価)

・血統的にサンデー系の馬が強い。特にスピード、パワーよりのサンデー系の種牡馬(キズナ産駒、キタサンブラック産駒、ステイゴールド、ハーツクライ等)と、母父や、父に「ダンチヒ」、「ヌレイエフ」の血を持った馬は激走する。ロベルト系と母父サンデー系も、要チェック。ノーザン系ならハービンジャーはこのレース向く。

・ただ、ディープ産駒の牡馬は、菊花賞、天皇賞・春で連対するのようなスタミナ血統の馬のみ。(母系が欧州血統の馬)

・「中山重賞」成績は重要。特に、「有馬記念」、「皐月賞」、「日経賞」好走馬は、要チェック。

・前半5F通過タイムが、「58秒台」なら、「差し追い込みの炸裂大」、「60秒台」なら、どの馬も力を出せる、「62秒台」なら、逃げ先行馬の雪崩れ込みが起こる展開になる。有馬記念は、基本、「スローペース」なので、「前有利」になりやすい。

・開催の土曜日、日曜日のレース傾向をチェック。前残りか、外差し有利かでレースは決まる。直前の芝のレースの傾向は有馬記念でもそのまま通用する。先行有利なら内枠有利。差し・まくりが有利なレースなら外枠。

・G1以外からの出走なら、G2(2000m~2500m)3着以内。

・「G1以外からの出走」の馬に関して、実は、その条件から馬券になった馬は、3歳馬以外は、「秋にG1に出走してない馬」ばかり。要するに「G1による疲労蓄積のないフレッシュだった馬」ばかりです 。

・G1以外から参戦する馬で、前走56kg(牝馬は54kg)以上を背負って馬券になっていない馬は消しです。

・ここ数年は、秋のG1.3連戦した馬は、馬券になりにくい。ローテでは、秋の重賞で、一戦は掲示板に乗った馬から、チョイスするべき。

・過去、リピーター、3歳馬を除き、G1未勝利馬で前走掲示板以下の馬は、馬券になっていません。

・海外帰りの馬は、調教の動きがいい馬をチョイスするべき。G1で連対歴のない馬は消し。

これで、来年は、バッチりかな・・?! 



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